ホンダ、電動二輪車「EV-neo」を使った実証実験をスペインで開始
ホンダは、バルセロナ市(スペイン)と共同で電動二輪車「EV-neo(イーブイ・ネオ)」を使った実証実験を、7月初旬より開始すると発表した。
この実証実験には、バルセロナ市、スペインでホンダ製二輪車の販売および二輪部品の製造を手がけるホンダの現地法人「モンテッサ・ホンダ・エス・エー」、スペインの主要な自動車ユーザー団体「RACC」が参加。
バルセロナ市は、全車両の登録台数のうち約30%が二輪車と、欧州でも有数の二輪車ユーザーが多い地域。バルセロナ市は、市内の様々な業務にEV-neoを使用し、RACCが走行パターンや充電時間、使い勝手などの調査・分析を担当する。
また、同市は電動車両の導入を積極的に取り組んでいる自治体で、充電場所の整備拡充の推進や優遇税制を設けるなどしている。
なお、車両はモンテッサ・ホンダより、バルセロナ市に対して18台のEV-neoが1年間貸与される。
ホンダでは、今回の取り組みは欧州における電動車両を使った最初の実証実験であり、今後の欧州市場における電動車両の発展に向けた重要な一歩になるとしている。
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