ホンダ、広州モーターショーで広汽ホンダ初の自主ブランド「理念S1」を発表
ホンダの中国における四輪生産販売合弁会社である広汽本田汽車有限公司(以下、広汽ホンダ総経理:金山裕則)は、プレスコンファレンスにおいて自主ブランド「理念」の新型コンパクトセダン「理念S1」を発表した。
「理念S1」はホンダの小型車プラットフォームを採用し、1.3Lおよび1.5Lのエンジンを搭載する。力強さと存在感、躍動感に溢れるデザインで、中国の若年層の獲得を目指している。「理念S1」は2011年春より、広汽ホンダの既存特約店で販売する予定だ。
「理念」は中国自動車業界初の合弁会社による自主ブランドであり、商品のデザイン、開発、生産、販売などを全て広汽ホンダで行い、中国の若年層やエントリー層のお客様をターゲットにしている。
理念ブランドの投入により、ホンダは中国自動車市場のさらなる成長と、多様化するお客様のニーズに応えられるよう、中国でのラインアップ拡充と、継続したブランドの「質」の向上に努める。
広州モーターショー出展概要
広汽ホンダブース
・理念ブランド「理念S1」
・アコード(マイナーモデルチェンジ)
・フィット(マイナーモデルチェンジ)
・クロスツアー他、量産車
・フィットハイブリッド(日本仕様、参考出展モデル)
東風ホンダブース
・CR-V
・シビック、シビックハイブリッド
・スピリア
Acuraブース
・CR-V
・シビック、シビックハイブリッド
・スピリア
中国市場における2011年のホンダ販売計画台数
2010年の中国におけるホンダの販売実績は、年初に目標とした販売計画の63万台を2万台上回る、65万台以上となる好調な見通しだ。2011年も引き続き、この堅実な成長を持続させ、前年比で約12%増となる73万台の販売を計画している。
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