日本初、Fixxがインドの整備学生に向けた人材育成支援を開始
~スズキ子会社のNextBharatVenturesとの覚書(MOU)に基づき、整備・言語・文化教育で実証的取り組みを展開~
Fixx、Kimochiプロジェクト、TiHAN-IITHのメンバー
全国で自動車の出張整備サービスを展開する株式会社Fixx(本社:新宿区、代表取締役:大塚裕斗、以下Fixx)は、スズキ株式会社の子会社であるNext Bharat Ventures株式会社と覚書(MOU)を締結し、同社のプロジェクトである「Kimochiプロジェクト」とインドにおける若年層向け教育・キャリア形成に関する実証的なプロジェクトを開始しました。
■概要
本取り組みでは、インド政府が認定する職業訓練校「ITI(Industrial Training Institute)」に在籍する整備士志望の学生に対し、Fixxの整備ノウハウとKimochiプロジェクトの言語・文化の教育プログラムを融合。日本の自動車整備現場で活躍できる実践的な整備スキル、日本語コミュニケーション力、グローバルマインドを育成します。
■プロジェクトの背景と狙い
本プロジェクトでは、人口増加が見込まれるインドの整備学生へ日本就労支援を行うことで日本の整備士不足解消につながることを狙いとしています。
Fixxの整備ノウハウや整備事業者へのネットワーク、Kimochiプロジェクトのキャリア教育やインド各所へのネットワークを存分活かし、日本とインドをつなぐ新しい学びとキャリア形成のモデルを創るととともに、多様な価値観を尊重しながら、若者が社会で活躍できる道を広げていきます。
■本取り組みの内容
- Fixxによる日本の整備事情や作業品質について教育を実施(オンライン・オフライン)
- Kimochiプロジェクトによる日本語、文化教育を実施(オンライン・オフライン)
- 「自律走行技術イノベーションハブ(TiHAN)IIT Hyderabad」と連携し、実車を用いた軽整備の研修やTiHANが開発した自動運転車の体験も行いました。
本取り組みは、学生の技術力を高めるだけでなく、卒業後すぐに日本で即戦力として活躍できる準備につながり、最終的には自動車整備士の社会的地位向上を実現すると期待しています。
TiHAN IIT Hyderabadにてオイル交換を実施する学生
■TiHAN IIT Hyderabadについて
科学技術省(DST)は、「学際的サイバー・フィジカルシステム国家ミッション(NM-ICPS)」のもとで、「自律走行およびデータ取得システム(UAV、ROVなど)」の技術分野における名誉ある「技術イノベーションハブ(TIH)」を承認しました。
IIT Hyderabadの「自律走行技術イノベーションハブ(TiHAN)」は、電気工学、コンピュータサイエンス、機械・航空宇宙工学、土木工学、数学、デザイン、アントレプレナーシップなど、IIT Hyderabad内の複数学科の研究者が参加する取り組みであり、著名な学術機関や産業界の協力・支援を受けています。
このプロジェクトの一環として、IIT Hyderabadキャンパス内に、空中および地上の自律走行を対象とした統合型の試験環境をインドで初めて整備しています。そこには次のような最先端設備があります
⚫︎実証用の走行試験場(Proving Grounds)や試験トラック
⚫︎ハンガーや地上制御局といった機械統合施設
⚫︎最先端のシミュレーションツール(SIL、MIL、HIL、VIL)
⚫︎試験用のトラック/サーキット
⚫︎スマートポールや信号交差点を備えた道路インフラ
⚫︎降雨シミュレーターなどの環境再現装置
⚫︎V2X通信設備、着陸エリア、制御試験センター
TiHAN-IITHは、次世代モビリティソリューションのために、国内外の大学・産業界・研究開発機関が共同研究を行うための拠点として構想されています。
詳細については以下をご覧ください: https://www.tihan.iith.ac.in/
■ Kimochiプロジェクトについて
「Kimochiプロジェクト」とは、キャリア教育を提供し、若者が自分の強みを発揮できる場所や機会へアクセスするためのプロットフォーム作る実証的なプロジェクトです。本プロジェクトでは、インドにおいて日印共同の探求学習、STEAM教育、日本式教育の実践モデルを検証しています。
■ Fixxについて
Fixxは、創業から3年で700名以上の全国の整備士ネットワークを構築し、1,200拠点以上への導入実績を持つスタートアップです。整備士の地位向上や多様な働き方の実現をミッションとし、今回の事業ではインド現地での技術研修や就労支援体制を整備し、実践的なノウハウを提供しています。
■今後の展望
日本国内で慢性化する整備士不足に直面している企業へ、即戦力となる学生を紹介し、教育と就労支援を網羅的に提供していきます。現実的なハードルとして、現時点でインド国内では「自動車整備」の特定技能試験が実施されておらず、受験には来日か他国渡航が必要という課題があります。自動車整備における日印関係の基盤づくりとなるよう引き続き取り組みを強化していきます。
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プレスリリース提供:PR TIMES
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