「VICSプローブ活用サービス」の本格運用を開始~渋滞による社会課題の解決を促進~


道路に設置された感知器等からの情報に加え、全国の道路を走るクルマのデータを活用することで、日本全国ほぼ全ての高速道、国道、都道府県道に対して、混雑状況等の道路交通情報提供が可能に!

一般財団法人道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター:理事長 山本圭司、所在地:東京都中央区)は2022年7月より全国で実施してきた「カーナビへのプローブ情報活用サービスの実証実験」を2025年3月31日に終了するとともに、2025年4月1日より、「VICSプローブ活用サービス」として本格運用を開始いたします。

VICSセンターは、お陰様で2025年7月をもって設立30年を迎えることができました。これまで全国の都道府県警察や高速道路などの道路管理者から公益財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)を経由して得られる渋滞情報や交通規制情報などの道路交通情報を、FM多重放送を利用してカーナビに届けてきました。情報は24時間365日提供され、カーナビでのルート案内や渋滞回避に活用されています。また、大津波などの特別警報や大雨エリア情報を提供することで、ドライバーの危険回避をサポートするなど、災害対策にも寄与しています。

一方、2020年4月の関東1都6県を皮切りに、2022年7月から全国で実施してきた「カーナビへのプローブ情報活用サービスの実証実験」は、従来VICSセンターが提供してきた「道路に設置された感知器等からの情報」に加え、各自動車メーカーが収集している「道路を走るクルマからの情報(車両プローブデータ※1 )」から生成した情報(VICSプローブ※2 )で補完・補強することにより、感知器等からの情報が得られない道路の交通情報も提供するもので、これまで技術的課題等の検証を実施してきました。

5年間の実証実験を通じて、VICSプローブの生成精度確立、運用システムの信頼性向上やセキュリティ強化などの技術的課題の解決に一定の目途が立ちました。また、VICS対応カーナビを利用する日本全国のドライバーからもサービス継続を求める声が多く聞かれるなど、VICSセンターのサービスとして定着しております。さらに、本サービスを通じて、渋滞による経済的な損失の改善やCO2削減の効果も期待されることから、30周年の節目として、2025年4月1日より、「道路に設置された感知器等からの情報」を「VICSプローブ」で補完・補強し、カーナビに情報提供するサービスとして、「VICSプローブ活用サービス」の本格運用を開始いたします。本サービスはVICS対応カーナビをお持ちであれば、買い替えたり、設定変更したりすることなく引き続き利用できます。

※1:各自動車メーカーが収集しているプローブデータは統計化され、個人を特定できないデータがVICSセンターへ提供されています。
※2:VICSセンターにおいて、車両プローブデータによって生成した道路交通情報を指します。

◆カーナビへの「VICSプローブ活用サービス」の仕組みと効果について
従来の道路交通情報は、主に道路に設置された感知器等から収集した情報をもとに作られており、感知器等から情報が得られない道路の交通情報を提供できないことが課題でした。感知器は全国の主要幹線道路や都市部の交差点周辺を中心に設置されておりますが、郊外では相対的に設置率が低くなります。また、橋梁やトンネル等を始めとして、全国には施工上感知器が設置困難な道路もあります。


それを解決するのがカーナビへの「VICSプローブ活用サービス」です。このサービスでは、「車両プローブデータ」と呼ばれる道路を走行する多くのクルマから得られる、位置、速度、通過時刻などの走行データを利用して道路の混雑状況等の交通情報(VICSプローブ)を生成し、従来の道路交通情報を補完・補強して、カーナビに提供します。




感知器等からの道路交通情報を「VICSプローブ」で補完・補強することにより、日本全国ほぼ全ての高速道、国道、都道府県道に相当する約20万kmの道路に対して混雑状況等の交通情報提供が可能となります。この結果、これまで提供されなかった道路の交通情報を利用することで、カーナビでの「ルートの最適化」や「到着予想時刻のズレ改善」などの効果が確認されています。


「感知器等からの道路交通情報」のみ


「感知器等からの道路交通情報」+「VICSプローブ」


2024年4月1日~12月31日の間で一度でも道路交通情報が提供できた道路

さらに、「VICSプローブ活用サービス」によって、橋梁やトンネル等の道路交通情報が得られなかった道路についても、道路交通情報が提供できるようになります。


福岡県北九州市の道路交通情報 2023年1月24日

<「VICSプローブ活用サービス」の実施概要>
■2020年4月 :関東1都6県で実証実験としてサービス開始
(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
■2022年1月 :実証実験の対象地域を札幌エリア、愛知県、大阪府へ拡大
■2022年7月 :実証実験の対象地域を全国へ拡大
■2025年4月 :実証実験を終了し、実サービスとして本格運用を開始
■配信方法 :FM多重放送
■利用方法 :VICS対応カーナビをお持ちであれば、買い替えたり、設定変更することなく利用できます。
実施詳細については、「VICSプローブ活用サービス」スペシャルサイトにてご確認ください。
https://www.vics.or.jp/everyone/special/


<関連ホームページ>
一般財団法人道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)
https://www.vics.or.jp/

<本プレスリリースに関するお問合せ先>
一般財団法人道路交通情報通信システムセンター お客様相談窓口
TEL:0570-00-8831
平日 9:30~17:45(土曜・日曜・祝日・年末年始休暇を除く)




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