MapboxとCerence AI、音声駆動型ナビゲーションの未来を加速するための協業を発表

＊当報道資料は、2025年1月8日にMapbox Inc.が発表したプレスリリースの抄訳の一部をもとにしています。

両社は、Mapboxのナビゲーションサービスとデータを、Cerence AIの車載アシスタントプラットフォームを含むソリューションと統合することを発表しました。 この統合により、開発の効率化、ユーザーエクスペリエンスの向上、そして車載およびデバイス上でのナビゲーションの未来を推進するという完全に一体化した音声対応ナビゲーションソリューションが提供されます。 統合ソリューションは2025年第1四半期に提供開始予定で、現在プライベートプレビューへのアクセスが可能です。

自動車メーカーは、個別の音声サービス、スマートアシスタント、ナビゲーションシステムの統合に苦慮することが多く、開発期間の延長、ユーザーエクスペリエンスの不一致、継続的なメンテナンスの課題が生じています。 この協業は、Cerence AIの高度な音声機能とMapboxの業界をリードするナビゲーションプラットフォームを組み合わせることで、車載ヘッドユニット、モバイルアプリ、タブレットにおいて、効率的な音声駆動型エクスペリエンスを実現します。 2025年第1四半期から、Mapboxのユーザーは、Cerence AIの主要技術（ノイズリダクションのためのCerence Speech Signal Enhancement、音声認識、テキスト読み上げ機能）を統合した新しいナビゲーションSDKにアクセスできるようになります。 これらのソリューションは、接続環境と組み込み/オフライン環境の両方に最適化されており、開発者は複雑な統合作業に煩わされることなく、ユーザー中心のアプリケーション開発に集中できます。
「Cerence AIの音声専門知識を直接Mapboxナビゲーションに統合することで、直感的で魅力的な車内体験を提供できます」と、Mapboxの最高経営責任者であるPeter Sirotaは述べています。 「ドライバーは、明瞭で自然な音声案内とハンズフリー操作の恩恵を受け、ナビゲーション全体の体験が向上します。」 「Mapboxと協力して、彼らの高度なナビゲーションサービスとAI駆動の位置情報データを当社のプラットフォームに直接組み込むことで、顧客にとって画期的な体験を創出し、エンドユーザーの目的地入力における課題を克服します」と、Cerence AIの最高経営責任者であるBrian Krzanich氏は述べています。 「この協業は、車載およびモバイル開発の効率化を図るだけでなく、豊富でリアルタイムなナビゲーション情報と組み合わせた自然で直感的な音声インタラクションをユーザーに提供します。その結果、イノベーションのサイクルが加速し、ユーザー満足度が向上し、OEMやモバイル開発者にとって将来に備えた基盤が構築されます。」
自動車メーカー、ODLオペレーター、モバイル開発者は、以下のリンクからプライベートプレビューに登録できます。
http://www.mapbox.com/forms/mapbox-cerence


■Cerence Inc.について
自動車および輸送分野における直感的でシームレスなAI駆動エクスペリエンスを創出する世界的な業界リーダーです。 音声、生成AI、大規模言語モデルにおける数十年のイノベーションと専門知識を活用し、ドライバーと乗客のためにより安全で、より接続された、より楽しい旅を実現する統合エクスペリエンスを提供しています。 Cerenceの技術を搭載した車両は5億台以上に上り、同社は主要な自動車メーカー、輸送OEM、テクノロジー企業と協力して、次世代のユーザーエクスペリエンスを推進しています。 Cerenceはマサチューセッツ州バーリントンに本社を構え、世界中で事業を展開し、AIイノベーションの限界に挑戦するグローバルチームを擁しています。
詳細については、www.cerence.aiをご覧ください。

■Mapboxについて
Mapboxは、新世代の位置情報対応アプリケーションを支える地図および位置情報プラットフォームのリーディングカンパニーです。Mapboxは、人々、荷物、車両のナビゲーションをあらゆる場所で実現するために必要なツールをすべて提供する唯一のプラットフォームです。
登録開発者数は400万人以上にのぼり、フォーチュン500企業の40％がその柔軟性、セキュリティ、そしてプライバシー遵守を理由にMapboxを採用しています。企業は、Mapboxのアプリケーション、データ、SDK、APIを活用して、顧客を魅了するカスタマイズ可能で没入感のある体験を創出しています。
詳細については、www.mapbox.comをご覧ください。


企業プレスリリース詳細へ

プレスリリース提供：PR TIMES