ブレンボ:700回の勝利、止まることなき挑戦
過酷な道から伝説のサーキットまで、ブレンボが刻むモータースポーツの歴史
マックス・フェルスタッペン選手(オラクル・レッドブル・レーシング)
2024年12月18日、ベルガモ(イタリア)
ブレーキシステムのリーディングカンパニー、ブレンボは、69のタイトル獲得に貢献した2024年の成功を自ら称えるとともに、ブレーキシステムセクターにおける誰もが認める主導的地位を改めて証明しました。数多くの勝利を手にした1年の中でも特に注目に値する偉業を挙げると、F1ではマックス・フェルスタッペン選手(オラクル・レッドブル・レーシング)が4シーズン連続で王者に輝き、ブレンボはキャリパーとディスクを提供しました。
これ以外の世界選手権で特筆すべきは、MotoGPでホルヘ・マルティン選手(プリマ・プラマック・レーシング)がチャンピオンの座を射止め、ブレンボのフルブレーキシステムとマルケジーニのホイールがこれに貢献。スーパーバイク世界選手権(WSBK)では、トプラク・ラズガットリオグル選手(ROKiT BMW Motorrad WSBKチーム)が王者に返り咲きました。Moto2での小椋 藍選手(MT Helmets - MSI)、Moto3でのダビド・アロンソ選手(CFMOTO Gaviota Asparチーム)の勝利も忘れてはなりません。
MotoGP ホルヘ・マルティン選手(プリマ・プラマック・レーシング)
Moto2 小椋 藍選手(MT Helmets - MSI)
Moto3 ダビド・アロンソ選手(CFMOTO Gaviota Asparチーム)
世界ラリー選手権(WRC)におけるティエリー・ヌービル選手(ヒョンデ・モータースポーツ)の初タイトル獲得は、荒れた砂利道を駆け抜けるグラベル(未舗装路)ロード競技にも耐えるブレンボブレーキシステムの性能と信頼性の証です。イタリアを拠点とするブレンボの強さはGen-7 Carでも実証され、多くのドライバーやチームがAPレーシングをはじめとするブレンボグループのコンポーネントを採用。オーバルトラックの高速走行でもブレンボ製品の信頼性が改めて裏付けられました。
ティエリー・ヌービル選手(ヒョンデ・モータースポーツ)
WRCブレーキシステム
ソリューションプロバイダーであるブレンボは、モータースポーツ選手権で培った長年の経験を活かし、画期的かつサステナブルな技術ソリューションを開発しています。たゆみない研究開発の積み重ねによって、主要四輪車・二輪車メーカーに最先端の製品を提供し、最大限の性能と安全性の確保を支えています。多数の勝利はブレンボ単体で成し遂げたものではなく、マルケジーニ、APレーシング、SBSフリクション、ホタ・ホアンをはじめとするグループ会社も、このセクターにおけるブレンボグループ全体の技術的リーダーシップを後押ししています。
F1については今年も再びブレンボが勝利を独占し、2024年に開催された全24レースで、当社のブレーキシステムを搭載したマシンが勝利しました。ベルガモから世界に発信するブレンボが1975年以降、計851戦のグランプリレースで獲得した勝利は531。競技場で最高のパフォーマンスを発揮する一流チームとの協力によって、これまで30のドライバーズタイトルと34のコンストラクターズタイトルを手にしています。
F1ブレーキシステム
MotoGPで誰もが認める地位を堅持する一方、その成功はマルケジーニの力強い貢献とともに、Moto2、Moto3、スーパーバイク世界選手権へと広がっています。1978年以降、プレミアクラス(旧500ccクラス、現MotoGPクラス)で592の勝利を獲得した目覚ましい記録は、ブレンボの卓越性の証です。今年で9年連続して、性能と安全性を評価されたブレンボのコンポーネントがすべてのMotoGPライダーに採用されています。トップチームとともに手に入れた通算36のライダーズタイトルと37のコンストラクターズタイトルは、ブレンボが二輪車界のイノベーションと勝利の代名詞であることの裏付けに他なりません。
MotoGPブレーキシステム
Moto2ブレーキシステム
Moto3ブレーキシステム
2024年は、eモータースポーツ大会でも優位な地位を固めました。今年で6シーズン連続、FIA フォーミュラE世界選手権のGen3シングルシーターフル電動マシン22台すべてと、ドゥカティが供給するFIM MotoE世界選手権の18台の電動マシンにブレンボのブレーキシステムが採用され、その優れた性能が信頼されています。すでにご紹介したフォーミュラ1、フォーミュラE、MotoGP、Moto2、Moto3、WSBKのほかにも、FIA 世界耐久選手権(WEC)、GT選手権、IMSA スポーツカー選手権、FIMロードレース世界耐久選手権(EWC)、Gen-7 Car、FIMモトクロス世界選手権(MXGP)、FIM エンデューロ世界選手権、FIM トライアル世界選手権、FIA F2選手権、FIA F3選手権、FIA 世界ラリー選手権(WRC)、スーパーフォーミュラ選手権、MotoAmerica(モトアメリカ)、ポルシェ・モービル1・スーパーカップなど、1975年以降、現時点までにさまざまなカテゴリーの計700を超える世界タイトルの獲得にブレンボが貢献しています。
*データ集計:各選手権最終戦終了後(2024年12月8日以降)
■ブレンボについて
ブレンボは、高性能ブレーキシステムおよびコンポーネントの設計・開発・生産の世界的なリーディングカンパニーです。1961年にイタリアで創業して以来、乗用車やバイク、商用車の一流メーカーへ革新的なソリューションを提供し続け、過酷なモータースポーツの世界選手権においては700以上のタイトルを獲得しています。15カ国に32の生産・事業拠点と9つの研究開発センターを構え、約16,000名の従業員と共に、最高のドライブ体験を追求する全ての人々が信頼できるソリューションを開発し続け、2023年の売上高は38億4,900万ユーロに達しました。「Turning Energy into Inspiration(エネルギーをインスピレーションに)」をビジョンに、最先端のデジタル技術と持続可能なソリューションを通じて、モビリティ分野の発展と未来の形成に貢献します。
www.brembo.com
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プレスリリース提供:PR TIMES
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