VicOne株式会社、UDトラックス株式会社におけるVSOC(車両セキュリティオペレーションセンター)プラットフォーム導入事例を9月10日に公開


~UN-R155の法規認証取得を支援し、UDトラックス製品の安全性・信頼性を強化~




 トレンドマイクロ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長(CEO)エバ・チェン)の子会社で、
自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne(ヴィックワン、東京都新宿区、最高経営責任者(CEO)マックス・チェン)は、同社の提供する車両セキュリティオペレーションセンター(以下、VSOC)プラットフォーム「xNexus」が、VSOCの運用プラットフォームとしてUDトラックス株式会社(埼玉県上尾市、代表取締役社長 丸山浩二)に導入されたことをお知らせします。
 導入に伴い、背景や効果、展望などをまとめた導入事例を9月10日より公開いたします。
■ UDトラックス株式会社におけるVicOneの次世代VSOCプラットフォーム「xNexus」を導入にあたって
 約90年にわたり世界60か国以上に先進的な輸送ソリューションを提供するUDトラックス株式会社は、増大していくサイバーセキュリティリスクに対してセキュリティ業務を合理化し、より深く実用的な分析結果を得られるソリューションとしてVicOneの次世代VSOCプラットフォーム「xNexus」を導入しました。
~導入事例動画~


~UDトラックス株式会社 サイバーセキュリティマネージャー 河野 良太 氏 のコメント~
 自動車業界における「安全」の概念は、車両の物理的な強度だけにとどまらず、今日では車両機能を定義する多くのECUソフトウェアとそのシステム全体を網羅しています。特に、SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル:ソフトウェアによって定義される車両)に代表される車両では、重要な価値をソフトウェア定義によって各車両仕様で共通化されている場合も多く、1つのセキュリティ問題が全世界の何万台もの車両に影響を与える可能性があり、1回のサイバー攻撃による影響が広範囲にわたる可能性も高まります。

 この変化し続ける環境の中で、UDトラックスはデジタルトランスフォーメーションとSDVをベースとした製品開発のイノベーションサイクルを加速させ、『より安全な』製品の開発と提供を目指しています。進化するサイバー脅威に迅速に対応し、安全性を継続的に向上するため、UN-R155に準拠したリアルタイムの車両情報監視と迅速な対応を実現するソリューションとしてxNexusを採用しました。

 xNexusの生成AI技術をはじめとした機能とソリューションは、個々に検知した挙動間での相関関係を含めた分析結果が確認でき、リスクの重要度に従って対処すべき問題の優先付けを可能にします。   
 また、VicOneが持つ自動車サイバーセキュリティ脅威に関する知見とそれに裏付けられた分析情報は、未知のリスクの早期特定にも貢献しています。

 将来想定されるアラート疲れに適切に対応できるよう、的確なリスクの可視化と原因追跡までを含めた実用的なVSOC運用を実現することで、UDトラックスはUN-R155法規認証取得に向けた環境を整えることもできました。
■ VicOneの次世代VSOCプラットフォーム「xNexus」がもたらす価値
・国連の、自動車を対象としたサイバーセキュリティに関する国際基準「UN-R155」に準拠する体制およびシステム構築の推進
・相関分析を用いたアラートの識別により誤検知を大幅に削減し、リアルタイムで正確な問題要因と対応策に繋がる分析情報の入手
・VicOneの自動車セキュリティに特化した知見とAIを生かした運用改善や迅速なインシデント対応による定常的なVSOC運用支援

VicOneは、SDV化など日々進化する自動車業界がそのスピード感を損なうことなく「セキュアかつ安心・安全」を実現し続けられるよう、これからもxNexusをはじめとした自動車サイバーセキュリティ製品とサービスで支援して参ります。

■UDトラックス株式会社について1935年創業のUDトラックスは、世界60か国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。より高い満足を求めるお客様のため、信頼性の高いソリューションによりスマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。UDトラックスはいすゞ自動車株式会社のグループ企業です。





■xNexusについて
xNexusはVicOneが提供する次世代VSOCプラットフォームです。監視対象の車両をはじめとしたデータソースから得られる情報に対して相関分析を行い、各種アラートおよびイベントの発生源、目的、手口等を明らかにします。お客様の既存環境を阻害することなく各種データを正規化してシームレスに統合、導入することが可能です。VicOneの長年サイバーセキュリティに携わり蓄積された知見と生成AIを活用した分析によるリスク検知、重要度が付与されたイベント管理により、SDV化時代におけるリスク低減を実現します。
■VicOne株式会社について
VicOneは、これからの自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なサイバーセキュリティの各種要件に適合し、大規模な運用にも応えるように設計されています。
VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。
詳細はhttps://vicone.com/jpをご覧ください。

■ご参考:現在のVicOneパートナー日本企業
・富士通:高付加価値なVSOCサービスの実現に向けた協業
・ティアフォー:セキュアな自動運転実現に向けた協業
・日立Astemo:コネクテッドカー向けセキュリティソリューション連携・協業
・パナソニック オートモーティブ:次世代コックピットシステム向け仮想化セキュリティの共同開発

【日本法人名】VicOne株式会社(英語名:VicOne Corporation)
【グローバル代表】CEO マックス・チェン
【日本法人役員】会長 マヘンドラ・ネギ、 マックス・チェン等
【設立日(台湾)】2022年6月
【設立日(日本)】2023年6月(登記月)
【従業員数(グローバル)】約100名
【本社所在地】日本、東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー
【事業内容】自動車向けサイバーセキュリティソリューション
【URL】https://www.vicone.com/jp


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