新型エクストレイルの試金石! 新型ローグがアメリカで発売開始|価格は268万円から
2020年10月19日、日産は次期エクストレイルとなる新型ローグを、10月下旬から全米の各ディーラーで販売を開始すると発表した。
今回の発表でもっとも注目すべきは、米国での価格やグレードがグローバルサイトで発表されたこと。次期エクストレイルの価格やグレード構成を予想する上でも非常に興味深い価格や、新型ローグの装備内容を見てみよう。
アグレッシブさと高級感が共存する内外装デザイン
新型ローグのフロントデザインは、新世代デザインのVモーショングリルや、ややツリ目がちで個性的なヘッドライトを備える。また、前後フェンダーに装着された未塗装のフェンダーアーチによりSUVらしいタフさを表現した。
高級感のある上質な内装
そんなアグレッシブな外装に対して、室内の質感も大幅に向上させたほか、前後席とも快適性を追求。北米仕様ではチャコール、グレー、タンの3色からセレクト可能だ。
上級グレードには、キルティング加工が施されたセミアニリンレザーシートを採用し、後席シートヒーター、BOSE製プレミアムオーディオシステム、アンビエントライトなど、高級車並みの装備が充実している。
米国での価格は268万円から385万円
日産のグローバルサイトで発表された価格を見ると、新型ローグのエントリーグレードであるローグS(2WD)の価格は25650米ドルで、日本円に換算すると約268万円程度。キルティング加工が施されたセミアニリンレザーシートやフル12.3インチデジタルメーター、ProPILOT Assist withNaviを備えた最上級グレードのローグプラチナ(4WD)は約385万円(36830米ドル)となる。
日産が誇る最新デバイスを搭載
進化したプロパイロット
新型ローグの目玉機能の一つが、最新のプロパイロット(米国名:ProPILOT assist with Navi-link)だ。
これまでと同様にステアリングアシストとインテリジェントクルーズコントロールを組み合わせ、高速道路での運転負担を軽減する。また、レーダーやカメラを強化するとともに、上級グレードに標準装備されるナビリンク付きのプロパイロットでは、ナビの地図と連動し高速道路のカーブやジャンクションにおいて減速までサポート。
さらに、渋滞時の自動停止時間も3秒から最大30秒まで拡大し、交通標識認識を使用すれば、システムが制限速度を認識し、自動的に設定速度を更新することができる。
大型ディスプレイが並ぶインテリア
そのほか、フルカラーの10.8インチヘッドアップディスプレイと、12.3インチのデジタルダッシュボードを統合することで、車両情報を取得しやすくなった。また、センターには9インチのタッチスクリーンを備え、ナビゲーション、オーディオ、気候情報、リアビューモニターなど、さまざまな画像や情報を鮮明に写し出すことができる。
加えて、ワイヤレスAppleCarPlayに対応したほか、スマートフォンのワイヤレス充電トレイ、センターコンソールにはUSB Type-CとType-Aの両方の充電ポートも用意された。
日本導入時にはさらなるアップデートに期待
北米で販売が開始された新型ローグに搭載されるエンジンは、先代のローグ同様、2.5リッター 直列4気筒DOHCエンジン1種類のみ。現状世界各国の燃費規制や排気ガス規制が強化され続けていることを考えれば、このままガゾリンエンジン1本ということは考えにくい。そうなれば、新型エクストレイルとして日本に導入される際には、新型ノートへの搭載が噂される新世代e-POWERが搭載されるのは間違いないだろう。
日産は新型ローグを、事業構造改革「Nissan NEXT」を牽引する1台と位置付けているだけに、新型ローグにかける日産の本気度は相当なもの。日本に導入される新型エクストレイルの登場が、今から楽しみである。
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