アルファードやセレナが満点獲得! 2019年度「自動車アセスメント」の評価結果を車種別に公表
独立行政法人自動車事故対策機構は2020年5月27日、2019年度「自動車アセスメント」の評価結果を公表した。このうち、「予防安全性能評価」において16車種中13車種が最高評価を獲得したほか、「衝突安全性能評価」でも12車種中8車種が最高評価を獲得するなど各メーカーの健闘が見られた。
2019年度 自動車アセスメント評価結果のポイント
予防安全性能は16車種中4車種が満点
予防安全性能評価は、事故を未然に防ぐ技術について141点満点で評価する。今回は乗用車(12車種)、軽自動車(4車種)の計16車種について評価を実施した。
このうち、トヨタ アルファード/ヴェルファイア、日産 セレナ/スズキ ランディ、レクサス NX 、UXの4車種が今年度より条件を追加した「衝突被害軽減ブレーキ」の「対歩行者夜間街灯なし」にも対応し、総合得点で満点を獲得。これまでの最高得点を超えたものに与えられる「予防安全性能評価大賞」を受賞した。
また、上記4車種を含めた13車種が最高評価の「ASV+++」を獲得した。
衝突安全性能はトヨタ RAV4が最高得点
衝突安全性能評価は、衝突時の乗員や歩行者の安全性を100点満点で評価。今回は乗用車(9車種)、軽自動車(3車種)の計12車種について評価を実施した。
このうち、トヨタ RAV4が最高得点(88.9 点)を獲得したほか、8車種が最高評価の「ファイブスター(★★★★★)」を獲得した。
なお、衝突安全性能評価大賞は該当なしとなった。
予防安全性能評価(141点満点)
■トヨタ アルファード/ヴェルファイア:ASV+++ 141.0点
■日産 セレナ/スズキ ランディ:ASV+++ 141.0点
■レクサス NX:ASV+++ 141.0点
■レクサス UX:ASV+++ 141.0点
■レクサス ES:ASV+++ 140.2点
■メルセデス・ベンツ Cクラス:ASV+++ 139.8点
■トヨタ RAV4:ASV+++ 137.0点
■日産 デイズ/デイズ ハイウェイスター、三菱 eKワゴン/eKクロス:ASV+++ 132.0点
■ホンダ アコード:ASV+++ 132.0点
■スバル フォレスター:ASV+++ 131.4点
■ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム:ASV+++ 129.2点
■ホンダ N-WGN/N-WGNカスタム:ASV+++ 123.7点
■フォルクスワーゲン ポロ:ASV+++ 110.5点
■ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ:ASV++ 73.6点
■ダイハツ タント/タントカスタム、スバル シフォン/シフォンカスタム:ASV++ 72.0点
■MINI 3ドア/5ドア:ASV+ 28.8点
衝突安全性能評価(100点満点)
■トヨタ RAV4:★★★★★ 88.9点
■ホンダ N-WGN/N-WGNカスタム:★★★★★ 88.7点
■ホンダ アコード:★★★★★ 88.5点
■ホンダ インサイト:★★★★★ 87.5点
■レクサス UX:★★★★★ 87.3点
■日産 デイズ/デイズ ハイウェイスター、三菱 eKワゴン/eKクロス:★★★★★ 86.5点
■レクサス NX:★★★★★ 85.9点
■ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ:★★★★★ 85.7点
■フォルクスワーゲン ポロ:★★★★ 85.7点
■メルセデス・ベンツ Cクラス:★★★★ 85.7点
■ダイハツ タント/タントカスタム、スバル シフォン/シフォンカスタム:★★★★ 80.2点
■MINI 3ドア/5ドア:★★★★ 77.9点
この記事にコメントする