無料で塗り絵をダウンロードして自宅でアートしよう!日産、#drawdrawdraw キャンペーンを開始
日産自動車は4月17日、「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産のグローバルデザインチームが世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始すると発表した。
日産が制作した塗り絵やビデオ、デザイン画にハッシュタグ「#drawdrawdraw」を付けて投稿することで、誰でもキャンペーンに参加できる。
「#drawdrawdraw」キャンペーンに参加する方法
今回のキャンペーンに参加するには、歩道のアートでもナプキンのスケッチでも、日産のホームページからダウンロードした塗り絵でも、ハッシュタグ「#drawdrawdraw」をつけてSNSに投稿することで参加可能。
日産のグローバルデザイン担当専務執行役員アルフォンソ・アルバイサ氏は「情熱と創造性を皆さんと分かちあえることを楽しみにしています。日産のデザイナーから皆さんの作品にコメントが来たりしても、驚かないでくださいね」と述べている。
世界各国の日産デザイナーが23ページの塗り絵を制作
日産が今回新たに制作した23ページの塗り絵には、愛され続けるヘリテージカーや人気の現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、「フィガロ」や「チョイモビ」といった一部に熱狂的なファンを有するモデルを用意。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により多くの人が自宅待機となっている中、世界各国の日産デザイナーが数週間をかけてこの塗り絵を制作した。塗り絵は、ホームページからダウンロードできる。
キャンペーン開催のきっかけは、デザイナーの一言から
アルバイサ氏は「今回のキャンペーンは、昨年発表した『ニッサン アリア コンセプト』のデザイナーであるジオバーニ・アローバの言葉からインスピレーションを受けています。アローバはカーデザイナーになるにはどうすれば良いかとアドバイスを求められたとき、『とにかく描いて、描いて、描きまくることです』と端的に美しく答えたのです」と、説明した。
表現する機会を提供し、分かち合おう
「世界中にいる日産のデザイナー達は、今、この時間にも描き、そして夢を創造しています。私たちは今、大きな試練に直面していますが、そうしたときにこそ最高の作品が生まれたりするものです。そこで、『創造力豊かに自分を表現する機会を皆さんに提供し、それをともに分かちあえるようにしよう』と考えたのです」とアルバイサ氏は語っている。
他のデザイナーも今後情報発信する予定
アルバイサ氏は、自宅からのビデオ投稿で情報発信を行い、2人の息子の意見を取り入れて、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを述べた。
アルバイサ氏のチームの他のデザイナーたちも今後ビデオを投稿する予定で、デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのか等について語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行う。
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