アウディ、RS4アバントをフルモデルチェンジ | 価格は1196万円
0-100km/h加速4.1秒の高性能ワゴン
アウディは、RS4アバントをフルモデルチェンジして2019年1月28日より発売した。価格は1196万円。
RS4アバントは、同ブランドのハイエンドスポーツモデルの開発拠点である「Audi Sport GmbH」が手がける、スポーツ性とラグジュアリー性を両立させたモデル。今回のフルモデルチェンジは、2013年以来6年ぶりとなる。
RS4アバント パワートレインの特長
搭載されるパワートレインは最高出力450馬力、最大トルク600Nmを発揮する新開発の2.9リッターV6 ツインターボエンジン。従来型の4.2リッターV8 DOHCに比べ、最高出力は同じながらも最大トルクが170Nm増強された。これに、8速ティプトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムが組み合わせられる。さらにリヤアクスルには左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルを装備することにより大パワーを効率よく路面に伝達する。0-100km/h加速は4.1秒。
一方、アウディ独自のエンジン燃焼方式であるBサイクルを採用したことで、燃費は11.2km/L（JC08モード）と従来型よりも大幅な省燃費が実現された。
RS4アバント エクステリアの特長
新型RS4アバントのエクステリアは、かつて北米のモータースポーツシーンを賑わせたレースカー「Audi 90 quattro IMSA GTO」からインスピレーションを得てデザインされた。
RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することで、スポーティさが強調されている。伝説のマシン「Audi quattro」を彷彿とさせるブリスターフェンダーも特長で、ベースとなったA4 アバントに比べて全幅が25mm拡大している。
RS4アバント インテリアの特長
インテリアは水平基調のデザインで、ファインナッパレザーのSスポーツシートをはじめ、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクション スポーツステアリングホイール、RS専用のシフトゲート、イルミネーション付きドアシルトリムなどを採用した。
メーターパネルには、12.3インチのTFT（液晶）ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめ、Gフォース、トルク値などの情報も表示できる「アウディバーチャルコックピット」を標準装備。
インフォテイメントシステム「Audi connect」も搭載され、インターネットと常時接続することで、ニュース、天気予報、駐車場検索、空港のフライトインフォメーション、ガソリンスタンドを距離順や価格順に表示する等の情報提供を受けることができる。また、専任オペレーターを介して施設検索や予約手配が可能なコンシェルジュサービスである「Audi connect Navigator」も利用可能。
さらに、アウディプレセンスシティ（歩行者検知機能付自動ブレーキ）をはじめとする数々の最新安全技術、運転支援機能も搭載されている。
RS4アバント 概要と価格
■エンジン：2.9リッターV型6気筒DOHC+ターボチャージャー（450馬力/600Nm）
■トランスミッション：8速ティプトロニック
■駆動方式：quattro（4WD）
■ステアリング：左／右
■車両本体価格（税込）：11,960,000円
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