BMWが新型フルサイズSUV「X7」世界初公開!上級モデルは白黒の新ロゴ採用の新路線
独BMWは9月12日から開催されるフランクフルトモーターショー2017で、新型フルサイズSUVコンセプト「X7 iPerformance」を発表する。これは同社のニューモデルの発表というだけにとどまらず、BMWにとっての「ラグジュアリーとは何か」の新たなアプローチでもある。
新型X7 iPerformanceは6人乗りで、インテリアには上質な素材を使用。さらに最新のインフォテインメントシステムを搭載し、快適でラグジュアリーな移動を可能にするという。
またiPerformanceのバッジが示すとおり、パワートレインには定評のあるツインパワーターボエンジンとプラグインハイブリッドが組み合わされる。あらゆる路面での高いパフォーマンスを発揮するのはもちろんのこと、モーターのみでの走行も可能としている。
BMWが期待する新型X7
このコンセプトカーは2018年の市販化に先立って公開されるもので、同社のラグジュアリーブランドへの転換を促進すると期待されている。
BMWのセールス&ブランド統括マネージャーのイアン・ロバートソン氏は、
「1999年にBMWが初の"SAV"を世に放って以来、この"X"モデルは新たなマーケットを開拓してきた。このX7もその伝統を引き継ぎつつ、BMWにとってのラグジュアリーとは何かを象徴する存在になっていく。そしてBMWが『ナンバーワンからのさらなる躍進』"NUMBER ONE > NEXT"を実現する力となるはずだ。さらにこの新型X7は、大型電動SUVのもつ高いポテンシャルを世に示すだろう」
まさに「BMWのラグジュアリーSUV」であることを一目で知らしめる、同社のDNAが色濃く反映されたもの。
同社のデザイン顧問を務めるアドリアン・ファン・ホーイドンク氏は、
「コンセプト X7 iPerformanceの外装は、主張を抑えた控えめなボディライン、そして細部の緻密な作り込みにより、豪華で先進的なものに仕上がった」と語る。
インテリアにはスッキリとした形状のなかに、吟味された上質な素材と上品な間接照明により、居心地の良い空間に仕上がっている。パノラミックルーフの採用により、車内の開放感も高い。
6人乗り3列シートの内、前4座は独立したキャプテンシートとなり、スライド機構により足元の広さを自在に調整できる。
各種操作機構、スイッチ類がドライバーに向けて配置された運転席は、BMWユーザーには馴染みの深いもの。
無駄な造形の一切を排除したデザインにより、ドライバーが運転に集中できるようにされている。インパネ中央には12.3インチの大型タッチスクリーンが鎮座する。
パノラミックルーフの恩恵で、2列目シートにいても前席と同様の開放感を感じられる。
さらに2列目シートにも独立したタッチスクリーンが装備され、各席で独立した車内エンターテイメントを楽しむことが出来る。
これにより長時間の移動も、各乗員にとってより快適なものになるといえる。
さらに、各シートに設置されたインフォテインメントシステムとユーザーの持つデバイスの連携により、デバイス内の楽曲を車内オーディオで再生したり、自分のデバイスの画面をディスプレイ上表示させたり、隣の席のディスプレイにも表示させることができる。その他にも、車内システムを介してメールアドレスを交換したりすることも出来るという。
BMWのSUVモデル”X”モデルの新たな顔立ち
かつてのBMW車に着想を得たという、垂直方向にそそり立ったキドニーグリルが特徴的なフロントフェイスは、次世代"X"モデルの新たな顔立ちを物語っている。
そのグリルと繋がったヘッドライトは、青色のレーザーで"X"の文字が浮き出て見える。
これは同カテゴリーの先駆者としてのXモデルのプライドを感じさせる。
同社はこれから高級車ブランドとしての存在感を確立するための攻勢をかける。
具体的には、今後デビュー予定の新型8シリーズ、X7、i8ロードスターの他、既存のi8には、現行7シリーズのような、フラッグシップモデルに近い立ち位置を与える。
また、これら上級モデルには、新たにデザインされたエンブレムデザインを与えるという。この新エンブレムは、おなじみの青と白の塗り分けが黒と白になる他、かつての「バイエルン・モーター・ワークス」(バイエルン発動機工場)の文字が入る。
これらの上級モデルと新エンブレムは、この新型X7と合わせ、フランクフルトモーターショー2017で世界初公開される。
>>BMW 新型X7 iPerformanceの詳細を写真でみる(画像40枚)
[Photo:BMW]
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