マツダのGVCがカナダで技術賞を受賞「ドライビングにすばらしい影響」と高評価!

G-ベクタリング コントロール概念図

カナダ自動車ジャーナリスト協会(Automobile Journalists Association of Canada(AJAC))は、モントリオール国際自動車ショーにおいて、「2017ベストイノベーションテクノロジー賞」をマツダのG-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール:GVC)に授与した。

また、マツダのダイナミックプレッシャーターボ搭載SKYACTIV-G 2.5Tエンジンもファイナリストに選ばれた。

AJACベストニューテクノロジー賞は自動車技術を専門とする12人の自動車ジャーナリストからなる審査委員会の投票で選ばれる。

カナダ自動車ジャーナリスト協会の会員で、AJACの技術審査員であるMarc Lachapelle氏は「最も感心したのは、ドライビングにこれほどすばらしい影響を持つマツダのGVCのコンセプトが非常にすばらしいことです。簡潔でありながら強力なエンジニアリング概念は、マツダのような小規模なメーカーを際立たせ、この受賞の大きな理由です」と語った。

マツダ アクセラスポーツ 22XD PROACTIVE(2016年改良モデル)

マツダでは、Mazda6(アテンザ)とMazda3(アクセラ)からSKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSという一連の車両運動制御技術の搭載を開始している。

SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICSは、エンジン、トランスミッション、ボディー、シャシーを統合的に制御することで、走行性能を高める技術の総称。GVCはその第一弾となる技術である。

ちなみに、日本におけるGVCは、アクセラ、アテンザ、デミオ、CX-3、CX-5に搭載されている。今後はモデルの改良タイミングで全ての車種に搭載していく予定とのこと。

G-ベクタリング コントロールとは?

G-ベクタリング コントロール作動イメージ

GVCを簡単に説明すると、エンジンを使ってシャシー性能を高める技術のこと。

GVCはステアリング操作に合わせてエンジントルクを調節し、進行方向と横方向の加速に統一感のある制御を加える。各タイヤの最大グリップを最適化することで、車両はドライバーの意図通りに正確に制御でき、ドライバーがほとんど無意識のうちに行っている数多くの修正蛇を削減してくれる。

滑りやすい路面での操舵の反応およびハンドリングの安定性が改善され、ドライバーにさらなる安心感を提供。直進している時のドライバーの意図した進路をとるために行われる修正蛇の数は大幅に少なくなる。

また、乗員にかかる加速も滑らかになり、頭部や胴体の揺れが減ることで、ドライブがさらに快適で楽しくなるだろう。

Rob Murdoch氏のコメント(マツダカナダの技術サービス部のナショナルマネジャー)

「マツダのエンジニアは完璧な動力性能を極めることにこだわっており、すでに開発しているSKYACTIV技術があってこそのこの技術の開発に大変な情熱と時間を費やしました。GVCはマツダに脈々と伝わるドライビングへの情熱を表す一例です。本賞を受賞できて光栄です。」

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