BMW M4にDTMチャンピオン記念車が登場!25台限定・価格は2千万円超!
特別限定車DTM Champion Editionは公道可能!
BMWのハイパフォーマンスモデルM4クーペに特別限定車DTM Champion Edition(DTMチャンピオンエディション)が登場。全世界200台限定のうち、25台が日本に導入され、11月14日より注文受付を開始した。価格は2051万円(消費税込)で、納車は2017年4月からを予定している。
M4 DTM Champion Editionは、BMWモータースポーツがM4クーペで参戦するドイツツーリングカー選手権“DTM”において、マルコ・ヴィットマン選手が2016年シーズンの年間ドライバーチャンピオンに輝いたことを記念したもの。
既に高いパフォーマンスを誇るM4クーペのポテンシャルをさらに高め、BMW M社による革新的なモータースポーツテクノロジーを集約したレース仕様のモデルでありながら、公道もそのまま走行できることが大きな特徴である。
エンジン・走行性能の実力は?
M4 DTM Champion Editionは、世界で最も権威のあるインターナショナル・エンジン・オブザ・イヤー2015の2.5~3.0リッター部門において大賞を受賞したM4クーペの3リッター直列6気筒Mツインパワーターボエンジンをベースに、2016年4月に日本導入を発表したM4 GTSと同様に、革新的なウォーターインジェクションシステムを組み合わせている。
これにより、最高出力51kW(69ps)アップの368kW(500ps)、最大トルク50Nm(5.1kgm)アップの600Nm(61.2kgm)を実現し、僅か3.8秒(ヨーロッパ仕様車値)で時速100kmまで加速する圧倒的な加速性能を誇る。
直列6気筒Mツインパワーターボエンジンの他、ダンピング特性をドライビングシチュエーションに応じて調整が可能なMコイルオーバーサスペンション、激しいコーナリング時でも優れたトラクション性能を実現するミシュランパイロットスポーツカップ2タイヤ、高い耐摩耗性と耐フェード性を持ち合わせたMカーボンセラミックブレーキシステムなど、モータースポーツで培った数々の革新的テクノロジーの採用により、究極のドライビングダイナミクスを実現している。
DTMレースカーをモチーフにしたエクステリア
エクステリアは、BMWモータースポーツのテーマカラーである純白のアルピンホワイトのボディカラーを身に纏い、ボンネット、ボディサイド、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製ルーフ、トランクリッドにはMストライプのボディフィルムを施し、BMWモータースポーツのDTMレースカーの外観をモチーフとしている。
また、CFRP製のリアウィング、リアディフューザー、フロントスプリッター、フロントエアロフリックといった専用装備の数々が、レース車両を彷彿させるスタイリングを強烈に印象づけるとともに、効果的なエアロダイナミクスを実現している。
さらに、リアライトに革新的なオーガニックLED(OLED)テクノロジーを採用し、先鋭的かつ高性能なスペシャルモデルに相応しい存在感あふれるリアビューを形成している。
運転席と助手席にCFRP製 Mバケットシートを採用
インテリアは、レーシングパフォーマンスを高めた軽量かつスパルタンな室内空間としている。運転席と助手席はCFRP製 Mバケットシートを採用するとともに、フロントシート後部に取り付けられたホワイト塗装のロールバーに加え、サーキット走行に適した6点式シートベルトも備えられ、激しい横Gがかかる場合においても、ドライバーの身体をしっかりとホールドし高い安定性とマシンとの一体感を確保した。
さらに、アルカンターラ仕上げのMスポーツステアリングホイールには、12時の位置を示すグレーのマーキングを施し、DTMのレース車両を髣髴とさせるコックピットを演出している。
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