トヨタ、風力発電で製造した水素を燃料電池フォークリフトへ供給する実証を開始
神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業、東芝、トヨタは、京浜臨海部における再生可能エネルギーを活用した低炭素な水素サプライチェーンモデルの構築を図る実証プロジェクトについて、実証を開始することになった。
この実証プロジェクトでは、横浜市風力発電所(ハマウィング)敷地内に、風力発電を利用し水を電気分解してCO2フリーの水素を製造し、貯蔵・圧縮するシステムを整備。さらにここで製造した水素を、簡易水素充填車により輸送し、横浜市内や川崎市内の青果市場や工場・倉庫等に導入する燃料電池フォークリフトで使用するといったサプライチェーンの構築を目指す。
こうした地域と一体となった水素サプライチェーンの構築により、電動フォークリフトやガソリンフォークリフト利用時のサプライチェーンと比べて、80%以上のCO2削減が可能になると試算している。
この実証を通じて、将来の普及展開モデルを見据えた、コスト試算やCO2削減効果等を検証していくとしている。
▼実証プロジェクトの概要
3.燃料電池フォークリフトの導入利用
【水素利用】
・導入先は異なる使用条件で多様な実証が出来る4か所(12台)を選定
・2016年2月に実用化モデルとして発表された燃料電池フォークリフトを使用し、ユーザー利用時のCO2排出量ゼロを実現
4.水素サプライチェーンの事業可能性調査
【水素価格】
・現状(本実証におけるコスト)の評価から、量産体制の整備、必要な規制緩和項目等の洗い出しなど、今後の水素価格低下に向けた対応の方向性について検討
・将来(2030年頃)を見据え、技術革新や、サプライチェーンの大規模化による普及/横展開モデルについて検討
【CO2削減効果】
・CO2フリー水素のサプライチェーン構築により、従来比80%以上のCO2削減効果との試算
・更なるCO2削減に向けた取組の方向性の検討
今後の実証スケジュール
2016年秋頃から試験的運用開始
・燃料電池フォークリフト導入(2施設各1台 計2台)
・簡易水素充填車による水素デリバリーシステムの稼働
2017年度から本格運用開始
・燃料電池フォークリフトの導入拡大(4施設各3台 計12台)
・水素製造、貯蔵・圧縮等の全てのシステムが稼働
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