メルセデス・ベンツ、SLの装備内容を大幅に充実
従来モデルより装備を充実させつつ価格は据え置き
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「SL」の装備内容を充実し、8月20日より注文受付を開始、発売は9月上旬頃を予定している。
「SL」は、1952年に発表されたガルウィングモデル「300 SL」の流れを汲む、メルセデス・ベンツの最高級ロードスター。
ロングノーズ・ショートデッキの伝統的かつ流麗なスタイリングに、フルアルミニウムボディシェルをはじめとする先進技術を盛り込み、優れた走行性能と上質で快適な乗り心地、安全性を高次元で実現した。
▼各モデル変更点
SL 550
4.7リッターV8直噴ツインターボエンジンの最高出力を335kW/455PS(従来モデル比+15kW/+20PS)に引き上げたにもかかわらず、価格は従来モデルの据置きで1,637万円(消費税込)とした。
SL 350
発進・加速・減速・旋回時などに発生する車体の動きと乗員を含めた車両重量を感知し、四輪それぞれのコイルスプリングの作動を瞬時に電子制御することでダイナミックかつ快適な乗り心地を実現する先進のサスペンション「アクティブ・ボディ・コントロール(ABC)」を標準装備した。
シートには、従来の本革に代えて、風合い豊かなナッパレザーを標準装備。シートヒーターに加え、内蔵ファンによってシート表面から吸引することで真夏の日射などで熱くなったシートの温度を下げ、着座中もシートと衣服の間にこもる湿気を取り除き快適性を高める「シートベンチレーター」も装備した。
さらに、11スピーカーによる5.1チャンネルサラウンドを備えたLOGIC7を採用し合計600Wの大出力とともに臨場感あふれる音響空間を再現する「harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム」も標準装備した。
これら70万円相当の装備の標準化にもかかわらず、価格は従来モデルの据置きで1,248万円(消費税込)とした。
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