マツダ「SKYACTIV-D」が「技術開発賞」を受賞

マツダ、3年連続の受賞

マツダ

マツダの研究者は、「第64回自動車技術会賞」において、同社の研究者が公益社団法人自動車技術会より、「技術開発賞」を受賞したと発表した。受賞対象は、走る歓びと環境性能を両立する新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」。

「自動車技術会賞」は1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展の奨励を目的に設けられ、自動車技術における多大な貢献・功績を認められた個人に贈られるもので、「技術開発賞」は、自動車技術の発展に役立つ新製品または新技術を開発した個人およびその共同開発者に送られる賞である。

マツダが「技術開発賞」を受賞するのは、2012年の「SKYACTIV-G」「シングルナノ触媒」、2013年の「i-ELOOP」「超薄肉軽量バンパー」に続いて、3年連続となる。

「SKYACTIV-D」の開発においては、燃料混合過程の最適化および、理想の燃焼を追求することで、従来のディーゼルエンジンの常識を覆す低圧縮比14の採用を可能とした。併せて、機械摩擦損失の低減、エンジン構成部品の軽量化を徹底的に行うことにより、従来比20%の燃費向上と、静粛性、低エミッション性を成立させた。

また、高効率過給などの周辺技術により、ディーゼルエンジンの特徴でもある高トルクに加え、高回転までスムーズに回るエンジンを開発することに成功。その結果、走る歓びと優れた環境性能を高次元で実現したことなどが今回の受賞では高く評価された。

なお、授賞式は5月22日(木)にパシフィコ横浜で行われる予定。

技術開発賞

■技術開発賞 受賞対象:走る歓びと環境性能を両立する新世代クリーンディーゼルエンジン

<受賞者>

片岡 一司(マツダ株式会社 パワートレイン開発本部)

鐵野 雅之(マツダ株式会社 パワートレイン開発本部)

林原 寛(マツダ株式会社 パワートレイン開発本部)

山田 薫(マツダ株式会社 パワートレイン開発本部)

旗生 篤宏(マツダ株式会社 パワートレイン開発本部)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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