フォルクスワーゲン「新型 ゴルフ」が JNCAPで5スター獲得
「JNCAP」輸入車初の5スター獲得
フォルクスワーゲングループジャパン(略称:VGJ)が、2013年6月から輸入・販売する人気コンパクトカーの新型「ゴルフ」が、独立行政法人 自動車事故対策機構(以下:NASVA)が行った自動車アセスメント(Japan New Car Assessment Program:以下 JNCAP)で最高評価となる“5スター”を獲得した。
これは2011年に「新・安全性能総合評価」が導入されて以来、輸入車では取得第1号となるもので、すでに安全性について高い評価を得ている欧州のユーロ NCAP 5スターとあわせて、新型「ゴルフ」は、「日本でも、もっとも安全なコンパクトカー」のひとつであることがJNCAPの試験でも実証された。
JNCAPとは、(1)フルラップ前面衝突試験、(2)オフセット前面衝突試験、(3)側面衝突試験、(4)頚部保護性能試験、(5)歩行者頭部保護性能試験、(6)歩行者脚部保護性能試験、(7)シートベルトリマインダー試験など数多くの試験項目があり、さらに実際に市販されている車両を用いて試験されるなど、きわめて客観性の高い安全性能評価試験である。
今回、この厳しい試験を受けた新型「ゴルフ」は、上記(1)から(7)の7つの試験項目のすべてで優秀な成績を残した。その中でも特に、時速55キロで頑丈なコンクリート製バリアに正面衝突させるフルラップ前面衝突試験や成人男性の脚部を模したダミー(脚部インパクタ FLEX-PLI)を時速40キロで試験車両の前部に衝突させ、それにより生じる歩行者の脚部への損傷具合を評価する歩行者脚部保護性能試験など、新型「ゴルフ」は、JNCAP独自の試験項目でもきわめて良好な成績を収め、日本の交通事情にも適した高い安全性を備えるクルマであることが証明された。
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