光岡 卑弥呼 新型車徹底解説
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卑弥呼、二千年の時を越えて今甦る
光岡自動車は4日、新型オリジナルスポーツカー「卑弥呼 (ヒミコ)」を、12/4より発売すると発表した。
新型「卑弥呼 (ヒミコ)」は、マツダ ロードスターをベースとして開発したもので、オリジナルデザインのフロントフェンダーをはじめ、ボンネット、バンパー、リアフェンダー、そしてトランクやリアバンパーに至るまで、デザイン架装を施した内容となっている。
「卑弥呼 (ヒミコ)」というその独特のネーミングは、ご存知の通り、邪馬台国に存在した“女王 卑弥呼”から名付けられたもので、「女王の気品と風格を備えたデザインに仕上げた」と語るのは、あの“大蛇 ~オロチ~”のデザインを手掛けた、光岡デザイナーの青木孝憲氏だ。“女性も乗ってみたいと思えるスポーツカーが日本には無い”という考え方から誕生した“卑弥呼”。青木氏の持論はこうだ。「女性は“軽”や“コンパクトカー”という日本の自動車社会の風潮は、正直メーカーの押し付けを感じます。そうではなくて、女性も可憐に、そして優雅にクルマを楽しみたいと言う気持ちがあります。なぜなら女性は“いつまでも女であり続けたい”という思いがありますから」と、“女性が乗れるクルマの在り方”も交え語ってくれた。
このクルマのデザインは1930年代のブガッティをはじめとするクラシックカーがデザインベースだ。当時の車のように、特徴的な大きなグラマラスなアーチ状のフェンダーからは生命感が解き放たれ、その存在価値も自然と高めてくれる、そんなデザインにしたかったのだと言う。そのクラシカルなロングノーズデザインを実現する為に、ロードスターのホイールベース(2,330mm)より前方に+700mm延長、そしてフロントオーバーハングを560mmまで短く設計しているのだ。
エンジンはロードスター「LF-VE」型の2L直列4気筒DOHCで、ミッションは6速ATと6速MTが用意されている。マツダの電動ルーフ「パワーリトラクタブルハードトップ」 が採用されており、車内からボタン1つで開閉操作が可能となっている。
卑弥呼 (ヒミコ) のグレードは、6速ATの“スタンダード”、そして6速マニュアルを搭載した“プレミアム”、さらに“スタンダード”にヒーター付本革シートなどの装備を追加した最上級モデルの「ハイプレミアム」の3グレードを設定している。
現代の家電化した日本車のイメージを払拭させ、光岡にしかできないブラッシュアップ製法で、是非とも魂を感じるクルマつくりをこれらも継続していってもらいたい。
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