メルセデス・ベンツ Tec Day 現地レポート(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
ドイツ発「Tec Day」、ドライビングシミュレーター体験やF800試乗など盛り沢山!
ダイムラーのワークショップ「TecDay」に参加して、面白い体験をしてきた。
TecDayは、世界のメディア向けに年に数回、テーマを定めて開催されている。今回は、“安全”を中心とした技術が披露された。
ワークショップは、ダイムラーの本拠地ドイツ・シュトゥットガルトで2日間で行われ、初日はジンデルフィンゲンの研究開発センターで始まった。
安全性、NVH、テスト技術開発部門担当副社長のウルリッヒ・メリングホフは、スピーチの中でダイムラーは安全に関して、創業以来、エネルギーを注ぎ込んできたと力説した。
「1901年のメルセデス35psジンプレックスは、今日の自動車の構造の起源となるものです。それを生み出して以来、ダイムラーは常に自動車の安全を追求してきました」
天井まで30メートルはありそうな体育館ぐらいの部屋に、長いアーム数本に支えられた直径7.5メートルの巨大な球状の小部屋が宙に浮き、上下左右前後に激しく動いている。
メインのドライビングシミュレーターだ。
内部は真っ暗で、Cクラスが一台置かれている。シミュレーションが始まると、フロントグラスの前方には、三次曲面モニター画面が現れて、いくつかの走行パターンを試すことができる。
誤解を恐れずに言ってしまえば、動かした感じは「グランツーリスモ」などのゲームそのものだ。でも、同乗の同業者とも驚いたのだが、ハンドリングの粘っこい感じやトルクの出方などが、本物のメルセデスを走らせた時にソックリだった。
「ピッチやロール、首振りなど、クルマの動きのすべてを再現できるバーチャルテストです。繰り返すが、このバーチャルテストは実車でのテストを補完するもので、テストを省くためのものではない」
世界の主な自動車メーカーもバーチャルテストを導入していて、短絡的に「実車でのテストを省略できる」と批判されることをダイムラーもよく承知しているのだ。
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