メルセデス・ベンツ Rクラス 試乗レポート/岡本幸一郎(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
ビッグマイナーチェンジを受けたRクラスをご紹介
メルセデスが、積極的に多車種展開を推し進めていた中のひとつとして生まれたRクラス。
Rクラスが日本に導入されたのは2006年4月、3列シートを持つ非常に大柄なロールーフミニバンであり、ステーションワゴン的な要素も持つと同時に、地上高やタイヤ外径の大きさからするとSUVっぽさも感じられる。
当時は「SUV」や「ミニバン」という言葉を一切用いず、あくまで「高級車の新しい姿」といった意味合いのプレゼンをしていたのが印象的だった。
プラットフォームは、同じく米アラバマ工場で生産されるMクラスと共用だ。5m近い全長と1.9mを超える全幅、そして1,660mmもある全高は、迫力ある存在感を見せる。
ただし、その存在感とは裏腹に話題性はあまりなく、今では、やや忘れられた存在になっていたのも否めない。
そんなRクラスは、2010年11月のビッグマイナーチェンジで、大幅なリニューアルを実施した。その内容を早速お伝えしよう。
まずはエクステリアについて。
一新されたフロントは、ヘッドライトのデザインが変わったほか、フロントグリルが大きくなり、ボンネットが水平基調の形状にするなどして、より押し出し感の強いマスクとなった。
LEDによるドライビングライトの採用も新鮮味のアピールに一役買っているし、LEDを用いたウインカーや新デザインのテールライトも与えられた。また、バンパーやアルミホイール、ドアミラーも新デザインのものを採用した。
一見するとBクラスのスケール拡大版のようなフォルムに感じるが、上端がワンモーションの弧を描くサイドウインドウなどは、先代のRクラスらしさを活かしつつ、近年のほかのメルセデス車と同様に、より精悍さとダイナミックさを与えている。
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