マツダ 新型プレマシー スカイアクティブ 試乗レポート/マリオ高野 -プレマシーマイナーチェンジでミニバン初のSKYACTIVを搭載!-(1/2)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:オートックワン編集部
うおおっ!プレマシーにもいよいよSKYACTIVが搭載だ!
AT大国となってすでに久しく、もはやMTに乗ってるだけで変人扱いをされる時代にあっても尚、「ATはトルコンの滑る感覚が大嫌いじゃ!ミッションはMTに限る!」などと主張される絶滅寸前の守旧派ドライバーの皆さんに大朗報であります!
積極的なMT推進派の一人でもあるマリオ高野は、マイナーチェンジを受けたプレマシー SKYACTIVの試乗会にてド肝を抜かれて参りました!
今回のプレマシーのマイナーチェンジのハイライトは、スカイアクティブ-Gという高圧縮エンジンとスカイアクティブ・ドライブという新開発の6ATが搭載されたこと。アテンザにも積まれて評判の良いパワートレーンを積むことにより、JC08モード燃費で2Lクラスのミニバントップとなる16.2km/Lを達成した点です。
要するに、アテンザのパワートレーンを積んで燃費が良くなって少しパワフルになったことが最大のポイントで、要約すれば2行で報告が終わるものなのですが(笑)、実際に乗るとそんな単純なものではありませんでした!
新世代6ATのリニアっぷりに悶えまくる!
まず、新しいパワートレーンの中でも、とりわけ新世代の6ATの革新っぷりに悶えまくりです。
ジワッと加速する時のダイレクト感を高め、燃費を良くするためにトルコンを滑らさないロックアップ領域を大幅に増やしたのが最大の特徴なのですが、これが思いのほかキモチイイ!
具体的には、40~50km/hぐらいでの定常走行から加速しようとアクセルを踏むと、そのままリニアに加速Gが出るのです。従来のATだとトルコンが滑るため、アクセルを踏み込んだ瞬間にエンジン回転がブワっと上がってから加速Gが出るのですが、この新しい6ATはまるでMT車でシフトダウンをせずにアクセルを踏み込んだ時のような感覚が味わえます。
トルコンが滑ってエンジンの回転が無駄に上がることを抑えると燃料の節約にもなり一石二鳥。
もちろん、従来のATと同じくアクセルを強く踏み込むとシフトダウンし、発進時などには普通にトルコンを滑らせますが、定常走行状態から軽くアクセルを踏み込んだだけではギアをキープしてくれるし、アクセルをオフにしても空走せずMT車のようにエンブレが効きます。アクセルワークだけで加減速操作が自然に行えることで、「クルマを自分のイメージ通りに走らせている」感覚が劇的に強まったのです。
低回転から粘り気のあるトルクが出る高圧縮エンジンも相まっての気持ち良さであり、実に「マツダらしいエコカー化」であると感服させられました。
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