レクサスで世界初のミラーレス車が今秋にも登場か、新型LSがCMS適用の最終決定を待つ(1/2)
- 筆者: 桃田 健史
ブランド変革を進めるレクサスでの装着に期待「ミラーレス」
レクサスは3月7日から開催される、スイス・ジュネーブで新型LS500hを公開する。新型LSは言わずと知れた、レクサスの最上級セダン。1月上旬の北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)では、LS全体としてワールドプレミア。その際のパワーユニットはV型6気筒の3.5リッターターボだった。
レクサス事業を統括する、レクサスインターナショナルとしては、新規に開発したGA-Lプラットフォームの導入を機に、セダンの『LS』とクーペの『LC』を主軸に、レクサスのブランドイメージ変革を一気に進めていく考えだ。
そうした日本期待の新型LSで、さらに期待が高まっているのがミラーレスと騒がれている、CMS(カメラモニタリングシステム)の採用だ。
CMSとは、バックミラーの代わりとして、カメラの映像を車内モニターに映し出す機能。そうなると、車内のバックミラーも、ドアミラーも無くなる可能性が高い。ただし、バックミラーについては、これまで鏡があったところにモニターをつけるといった案もある。
日本発売を考えても、レクサスが先行導入
自動車部品メーカー(ティア1)はCMSの採用について、自動車メーカー(OEM)に対して、様々なプレゼンを行ってきており、レクサスインターナショナルが最終的に「どの案」をチョイスしたのかは、本稿執筆の時点では不明だ。
だが、世界の基準として、すでに保安基準の規制緩和が決まっているため、日本を筆頭とした世界各国でCMSが普及することは明らかだ。その採用については自動車メーカー各社が各国それぞれの法改正が済んだ時点で、高級車を主体として装着していく、という流れだ。
日本メーカーでは、高級ブランド御三家「レクサス・インフィニティ・アキュラ」のうち、日本で正規販売しているのは、レクサスのみ。CMSの保安基準の規制緩和では、日本が世界の主要各国と比べて最終決定が早いため、日本国内販売のレクサスにCMSが採用される可能性が高いのだ。
となれば、3月16日発売の新型LC、さらにデトロイトショー・ジュネーブショーでのお披露目を経て、日本発売となる見込みの新型LSでの搭載が望まれるところだ。
その場合、CMSはオプション設定となる可能性もある。使い慣れたルームミラーとドアミラーがいきなりなくなってしまうことで、ドライバーが不慣れな運転になってしまい、安全運転が確保できないことも考えられるからだ。
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