ランドローバー 新型フリーランダー2 試乗レポート(2013年モデル)/石川真禧照(2/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
オフロードでも乗り心地の良いチューニング
日本での発売を前に雪のカナダ・モントリオールで先行試乗した。
最初はオンロード。ハイウェイでは乗り心地も良く、直進安定性もしっかり感があり、どっしりとしている。100km/h巡航はDレンジで1900回転。エンジン音は2000回転あたりから唸り音が耳に入ってくる。同時にそのあたりからアクセルレスポンスも鋭くなる。4気筒エンジンは6500回転までスムーズに上昇し、トルクも3000回転から太くなる。
操縦性はやや重めの、どっしりタイプ。オンロードの走りは上級なスポーツ車の走りと言える。
しかし、このクルマが実力をみせてくれるのは、何と言ってもオフロード。
試乗コースには森の中の泥濘や凍結したウインターロードが設定されていた。 このようなコースではテレイン・レスポンスの走行モードは草・砂利・雪モード。
アクセルのコントロールがしやすく、たっぷりととられたサスペンションストロークのおかげで、次々とクリアしていく。しかも乗り心地が良いのだ。このあたりのチューニングは、さすがランドローバーだ。
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