ジャガー XF 試乗レポート／清水草一(2/4)
- 筆者： 清水 草一
- カメラマン：オートックワン編集部
XFに対する世間の好感度がメチャメチャ上がっている！
新型XJのデザインのあまりのハイブロウさに打ち震えた私は、その弟分であるXFも、急にカッコいいような気がしてきました。人間つーのは弱いものですね。見る目がなかったってことですか？ま、XJもXFも、相変わらず売れちゃいないわけですが。
そのような経緯でXFを見直しつつあった私ですが、ちょうどタイミングよくXFの2012年モデルが発表され、外観のリフレッシュと価格改定が行われた。ぶっちゃけ、3リッターモデルは50万円くらい安くなり、最廉価モデルは600万円を切りました！それでも十分お高いクルマですけど、1割近く値下げされれば、もともと関心のあった人はグラッと来るじゃないですか。
で、実物と対面してみると、ちょっとしたフェイスリフトなんだけど、妙にカッコよくなったような気がするんだよね。うちの奥さんも、「これなんてクルマ？すごいね～！」なんて、無知なだけに正直な感想を漏らしたり。
たまたま遭遇したライバル車のインポーターの皆様も、「おっ、いいクルマに乗ってきましたね」なんて言ってくれたり。なぜかXFに対する世間の好感度がメチャメチャ上がっているのを感じました。
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか！？』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る
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