日本版コンシューマレポート-ホンダ フィットシャトル ユーザー試乗レビュー-(4/5)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
ユーザーの感想は、ホンダの狙い通り
ホンダが「フィットシャトル」に、スポーティを求めていない。求めているのは、徹底した乗りやすさだ。広報資料、そしてウェブサイト等での訴求方法は、街乗りからちょっとした遠出まで気軽に走れるというイメージを優先している。
上記のグラフでは、そうしたホンダの狙いがユーザーに伝わったことを証明している。「視界が良く、運転が楽だった」70%、「視界が思ったより、良くなかった」5%、「車内がとても静かだった」65%、「車内で音が大きかった」5%。
「フィット」拡張版として、気になる大きさ感についても概ね良好。「実際より大きなクルマに乗っている感じがした」20%、「実際より小さなクルマに乗っている感じがした」20%と、少数意見で互角。つまり、デザインイメージの項目で高評価だった「大きさがちょうど良い」は、走っても同じなのだ。
また今回、ハイブリッド車とガソリン車を区別なしに「フィットシャトル」として、ユーザーに試乗して頂いた。そのため、エンジンパワー感については、多少意見の違いがあると思う。
そして「キビキビ走る感じがした」25%は、「フィット」ベースとしての面目躍如といったところ。実際に試乗して思ったが、このボディサイズで重量1,200kgのワゴン系としては、動きの一体感があるクルマだ。少々振り回して乗ってみても、動きの一体感が崩れない。
けっしてスポーティではないが、こうした走りの演出が、いかのもホンダらしい。では最後に、「フィットシャトル」試乗前後でのイメージの違いについて、ユーザーの声をまとめた。
試乗前後でクルマのイメージが変わった人の全コメント
・もうちょっと重かったるい感じかと思ったが、フィットと軽快さはあまりかわらなかった (cordiaさん 静岡県)
・前より燃費が良くなった (ヤマグチさん 大阪府)
・ガソリンエンジン車でも室内は静かで驚いた (ボン太さん 鹿児島県)
・思った以上に大きかった (オノダさん 群馬県)
・私は、去年の冬に中古で旧型のフィットを購入したので、新型のフィットの試乗が楽しみであったが、さほどの差はなくエンジンのパワーも物足りなかった。しかし、インテリアの方は、男性にとっては魅力的であるように思う (卍卍憂鬱卍卍さん 福井県)
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