エクストレイルハイブリッド モード・プレミア vs ハリアーハイブリッド どっちが買い!?徹底比較(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:島村栄二
ファミリーユーザーを含めて、クルマ好きの間で高い人気を得ているジャンルがSUVだ。
格好良い外観で、広い車内空間により4名乗車も快適。余裕ある最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)で悪路の凹凸も乗り越えやすい。さらにラゲッジルームも広く、沢山の荷物が積めてアウトドアには最適なツールとなっている。そんな、様々な魅力の相乗効果によりSUVは人気を高めた。
そして、SUVの代表とも言える車種が「日産 エクストレイル」だろう。ミドルサイズのボディは運転がしやすく、2013年にフルモデルチェンジされた現行型は後席の居住性を向上させてファミリーユースがさらに快適となった。スポーティな外観や上質な内装も特徴的だ。
エクストレイルは、2015年4月にハイブリッドモデルが追加された。 「エクストレイルハイブリッド」は発売後約2ヶ月で受注台数が1万台に達するなど、売れ行きも好調に推移している。
この勢いに乗り、7月には「エクストレイル モード・プレミア」が追加された。日産の関連会社であるオーテックジャパンが手掛けたカスタムモデルで、専用デザインのパーツを数多く装着している。今回はエクストレイルハイブリッド2WDエマージェンシーブレーキパッケージで、2列シート(5人乗り)のモード・プレミアを取り上げる。価格は325万2,960円(4WDは+206,280円(税込)高)だ。
そして、エクストレイルのライバル車として比較する車種は「トヨタ ハリアー」。LサイズSUVのイメージがあるが、ノーマルエンジンはエクストレイルと同様に2リッターだ。今回はハイブリッドを搭載する「プレミアム」グレードを取り上げるので、搭載エンジンは2.5リッターとなる。価格は403万2,000円。
一方、ハリアーの外観は上級SUVらしく豪華な印象だ。フロントグリルは半透明のレンズタイプで、スモークメッキの装飾を施した。ドアの下側にもメッキモールを装着するなど凝った造りとなっている。
ボディサイズはハリアーが大柄なイメージだが、意外に差はない。全長で40mm、全幅で15mmエクストレイルを上まわる程度だ。全高はエクストレイルが25mm高い。
外観の見栄えに影響を与えるのは、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)だろう。全長はエクストレイルが40mm短いのに、ホイールベースは逆で45mm上まわる。なのでエクストレイルは、ボディの四隅に4輪が踏ん張る塊感の強い外観となった。対するハリアーは、ボディが前後に張り出すオーバーハングが長い。ボディ形状としては古典的だが、伸びやかな印象を受ける。
表現を変えれば、エクストレイルはスポーティ指向で、モード・プレミアのアレンジがその雰囲気をさらに際立たせた。ハリアーはボディの前端と後端を長く伸ばすことで、豪華な印象を強めている。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。