ダイハツ軽自動車特集(1/4)
- 筆者： 石川 真禧照
- カメラマン：島村栄二
軽自動車の人気は販売台数を見ればわかる。2004年の車名別販売台数を調べると、1位はワゴンRで約21万台、2位がダイハツのムーヴで約19万台、3位がカローラの約17万台になる。フィットやキューブはベスト3には入らない。なかでもダイハツはムーヴを筆頭に、ミラジーノ、ムーヴラテ、タントなどが頑張っている。
軽自動車はなぜこんなに人気があるのだろうか。それは扱いやすさ、使い勝手のよさ、親しみやすさにある。
扱いやすさはボディサイズのコンパクトなことが最大の理由。しかし、室内の広いリアシートの軽自動車は珍しくない。とくにミニバン系のモデルは本当に広い。使い勝手も床面が低く、サイドドアやテールゲート開口部、シートアレンジ、小物入れなど豊富だし、使いやすい。そして、親しみやすさではTVのCFが目につく。印象的なCFが多いことでユーザーへのアピール度が違うのだ。
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1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る
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