グーグルが完全自動運転へ再スタート、新テスト車のミニバンを世界初公開
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
自動運転ベンチャー「ウェイモ」が、ミニバンのテスト車を世界初公開
グーグルの親会社であるアルファベットが昨年12月、自動運転の研究開発部門を分社したウェイモ。そのウェイモが、デトロイトモーターショーで自動運転実験用のミニバンの実車を公開した。
ミニバンは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービル)の「パシフィカ」。ウェイモとFCAは、完全自動運転の早期実用化に向け共同開発を進めている。
今回の発表では、ミニバン実験車両に搭載したウェイモの独自技術について詳しい紹介した。
それによると、ルーフ部分にはレーザーレーダー(通称ライダー)とカメラを搭載。ライダーといえば、プリウスやレクサスRX450hをベースとしたグーグルの実験車両では、アメリカのベロダイン社製品を使用してきた。
新自動運転ミニバンが1月末から公道テストを開始
そうした経験を基に独自開発したウェイモのライダーの価格は、ベロダイン製品と比べてなんと9割も安いという。価格も安いが検出できるデータの詳細度は極めて高く、実際に収集したデータを使った動画を会場で公開した。
その他、車体の4隅に高精度なレーダーを設置することで、自車の周辺の車だけでなく、歩行者や小動物などの動きを正確に把握することができるという。
このパシフィカをベースとした自動運転ミニバンは約100台製造される予定。また、1月末からアリゾナ州とカリフォルニア州内の公道で実証実験を開始することを明らかにした。
[Text:桃田健史]
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