フィアット 新型パンダ 試乗レポート/今井優杏(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正/オートックワン編集部
実は男女ともに好感度の高い『モテカー』
さて、パンダを語るにハズせないのが内装デザインの可愛らしさで、これは大いに女性の共感を得ると思う。
パンダはスクエア(四角)とサークル(円)を合わせた造語、『スクワークル』というカタチをメインモチーフにしているのだが、この角の取れた四角がとにかくそこかしこに配置されている。
まずステアリングホイールからしてなんとなく正円ではなくて四角っぽいし、メーター、オーディオスイッチ、エアコンスイッチ、Aピラーにあるスピーカーなどなど、枚挙に暇がない。それらがポップな印象を醸しているのだが、ひとつも『ラブリー』方向に転んでいないところにさすがフィアットのデザイン力を感じてしまった。
そう、こういうのはややもすると気恥ずかしいくらいに『女・子供向け』になってしまいがち。その辺のバランス感覚は男性が乗ってもマッチするチョイ辛具合にとどまっているから、実は男女ともに好感度の高い『モテカー』なのかもしれない。オープン収納な小物入れもアイコニックだし。
さて、今回取材をしているうちに、ある筋から有力な情報を得たのでここで初公開しておく。
歴代パンダを語る上で外せない4×4、つまり四輪駆動モデルが、どうやら来年中には正規販売で日本に上陸する見通しだ。
また、モデルバリエーションとして200万円を切る廉価版モデルも同時期に導入されそう。双方登場が期待される。
今年のフランクフルトモーターショーでは、今後フィアットはチンクエチェントとパンダ以外のクルマを作らないことが発表され、プントファンには大きな衝撃を与えたが、その分この2モデルのバリエーションはさらに補強されそうな予感だ。
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