デザインを刷新し、新世代パワーユニットを搭載したフィアット 新型500Xが登場
FCAジャパンは2019年5月9日、東京都港区にて、デザイン刷新と新パワーユニットを搭載し2019年5月18日より発売開始するフィアット 新型500Xをお披露目した。
500Xは、2015年10月に日本に導入されたフィアット初のスモールSUV。今回の改良ではデザインを刷新し、フィアット初採用となる新世代エンジンを搭載する。日本ではエントリーモデルである「500X」と、装備を充実させた「500X クロス」の2タイプが導入される。
発表会ではFCAジャパンのマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセ氏が挨拶を行なったほか、広報部長の清水良子氏が市場動向の報告を実施。新型500Xの概要説明をフィアットブランドプロダクトマネージャーの生野逸臣氏が行った。
フィアット 500Xの主な特長
新世代エンジンを搭載
今回の改良では、新世代のオールアルミ製1.3リッター直列4気筒“FireFly”ターボエンジンが搭載される。
燃焼室形状の最適化やフィアットの独自技術であるマルチエアの進化により、最高出力は151PS、最大トルクは270Nmを発生する。さらに燃費は従来の1.4リッターターボエンジンに比べて約10%向上している。
SUVらしさを強調するデザイン
外装(エクステリア)は前後バンパーを一新し、SUVらしさを強調するクロススタイルを採用している。新デザインのヘッドライトのほかドライビングライトやリアコンビネーションランプがLED式へと変更された(500X クロスのみ)。
またデイタイムドライビングライト及びポジショニングライトは上下で分割され、シリーズシンボルである「500」のロゴをモチーフにしたデザインが採用されている。
充実した装備
レザーステアリングホイールや前席シートヒーター、クルーズコントロール、デュアルゾーン式フルオートエアコン、「Apple CarPlay」および「Android Auto」に対応した7インチタッチパネルモニター付のインフォテインメントシステム「Uconnect」、衝突被害軽減ブレーキ付の前面衝突警報、車線逸脱警報、リアパーキングカメラなどの快適・安全装備を全車標準採用している。
さらに500X クロスではLEDヘッドライトやレザーシート(前席8ウェイパワーシート付)、パドルシフト、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、フロントパーキングセンサーなど充実した機能が装備される。
各モデルのスペックと価格
500X
■エンジン:1.3リッターターボエンジン
■トランスミッション:6速デュアルクラッチ
■駆動方式:FF
■価格:298万円(消費税込)
500X クロス
■エンジン:1.3リッターターボエンジン
■トランスミッション:6速デュアルクラッチ
■駆動方式:FF
■価格:334万円(消費税込)
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