クライスラー グランドボイジャー 新型車徹底解説

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革新的なシートアレンジ

一部改良されたボイジャー/グランドボイジャー。なんといっても最大のウリは、グランドボイジャーの個性的なシートアレンジ「Stow'n Go」システムである。

3列あるボイジャー。2列目と3列目を倒してフラットにした場合、4550Lものカーゴスペースが出現する。理由は、シートを床下に完全格納するからである。操作も30秒といたって簡単。手順を説明すると、ヘッドレストを下げ、背もたれを前に倒す。ここまでは2列目3列目も一緒。このあと2列目の場合、後方にスライドさせ、床面のふたをあけて、シートを前にゴロッと倒し入れ込む。3列目の場合はバックエントリーよろしく、後ろに倒す。この簡単な操作で、いままでのミニバンではありえなかった、ワイドなスペースが現れる。ちなみに、このシートを格納するスペースは、シートを使っている場合でも、収納スペースとして利用可能となる。これだけでも、340Lもある。

その他、フロントシート下にはスライド式収納スペース。頭上に設置された3つの可動式収納ケースのオーバーヘッドレールシステムもある。

その他、改良された点としては、ヨーロピアンテイストのフロントマスク。ウッド調パネルを用いたインストルメントパネルは、計量器からの淡い光が品のよさを感じさせる。また、レザーシートの場合は、本革とスエードで仕上げられ、フロントシートヒーター付となっており、インフィニティ製サウンドシステムと相まって、上質な心地の良さが快適なドライブとなるに違いない。

その心地よい空間を提供する裏の立役者として、徹底的にこだわったのが、静粛性である。ダッシュパネルやカーペット下などに使用されている、クライスラー独自の防音素材「ウルトラライト」。ルーフ周辺に発生する渦巻き音の軽減のため、新たにエアロダイナミクス設計されたルーフラック。さらに、車両ノイズの低減目的として床下シート収納スペースに使用された「クワイエットスチール」は、業界初の採用となる。

元祖ミニバンが提唱するのは、革新的なミニバンである。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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