BMW 新型X6 海外試乗レポート/九島辰也(3/3)

BMW 新型X6 海外試乗レポート/九島辰也
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ダイナミックな走りを楽しめ、かつ安全性も高めている

BMW 新型X6
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試乗したのはそのうちのひとつxDrive50i M Sport。その公道試乗とスキッドパッドやスラローム、それと簡単なオフロードを試走した。

といっても走りに関していい意味で特別な進化はない。低回転から高回転まで過給する2ステージのターボが全速度域で太いトルクを発生させる。ドーンとボンネットを上げながら加速する様は少しアメリカ車風で、イメージ以上の力強さをドライバーに感じさせる。0-100km/h加速は従来型−0.6秒の4.8秒となった。

もちろん、そこからの精緻な動きはBMWテクノロジーであり、スラロームも俊敏にこなす。これだけのボディを瞬時に方向転換させるのだからすばらしい。ステアリングを早めに切っていけば、揺り返しなど“おつり”はない。

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電子デバイスで特筆したいのはxDrive50i M Sportに標準装備されるダイナミックパフォーマンスコントロール。ファイナルドライブに組み込まれた電子制御システムが、xDriveと連動して左右の駆動力を最適化する。定常旋回でこれを試したが、見事にアンダーステアを消し去った。この他では車線逸脱警報や衝突回避・被害軽減ブレーキなども持つ。つまり、安全装備も万全。質量のあるクルマだけにダイナミックな走りを楽しめ、かつ安全性も高めているのがBMWらしい。

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といった内容だけに個人的にも興味津々なのだが、残念なのは日本仕様にディーゼルエンジンが予定されていないこと。「スポーティなモデル=ガソリンエンジン」という図式はもういらない。こういうボリュームあるクルマこそ好燃費のディーゼルでセンスよく乗るのがイマドキである。ディーゼルエンジンの性能アップを謳っておいて、ここで外すのには少々疑問を感じる。

[レポート:九島辰也]

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九島 辰也
筆者九島 辰也

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX」副編集長、「アメリカンSUV」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON」副編集長なども経験。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。記事一覧を見る

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