BMW X1 海外試乗レポート/石川真禧照(2/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:BMW Japan
Xシリーズのエントリーモデルとして価値がある
試乗したのは唯一のガソリンエンジンである直6 3リッターのXドライブ2.8i。
258馬力、31.6kgmの数値で、車両重量は1,610kgなので、イメージとしては、トヨタのヴァンガード3.5リッターに近い感じだ。6速ATはスポーツモードにシフトすると、フロアのセレクトレバーかハンドルのスイッチでマニュアルシフトもできる。
Dレンジでスタートして、最初に感じたのは運転しやすいということ。着座位置が適度に高く、視界がよい。直6エンジンはさすがにBMWらしく、7,000回転までシュンシュンと回る。アウトバーンで5速を5,000回転まで回しただけでも、195km/hに達した。試乗車はウィンタースポーツという、夏タイヤとスタッドレスの中間グレードのタイヤを装着していたので、このスピード領域では若干フロントの接地感が頼りなかったが、夏タイヤならまったく問題ないはず。
コーナーではオプション(といっても150ユーロ=約2万円)のパフォーマンスコントロールがハンドルを切ったとおりの軌道でコーナリングを助けてくれる。
日本での販売は2010年春以降なので、まだ具体的な車種は正式には決定していない。
6気筒3リッターのガソリンエンジン・4WD仕様は大本命だが、あとはインポーターが4気筒の2リッターディーゼルターボをどのように評価するかだ。
今回の試乗では、このターボモデルの試乗はできなかったが、BMWのディーゼルのスポーティさは、かつての試乗でも好印象だった。
ディーゼルならばFRのモデルもあるので、4WDよりも若干は安い価格にもできるだろう。そうすれば、Xシリーズのエントリーモデルとしての価値もあるはずだ。
コンパクトで、トルクもあり、立体駐車場にも対応できるX1は、BMWの新しいカオになる可能性を秘めていると思う。
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