BMW 新型 320d BluePerformance[クリーンディーゼル]・328i ツーリング 試乗レポート/飯田裕子(1/3)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:オートックワン編集部
BMWのコアモデル「NEW 3シリーズ」の勢いが止まらない!
BMWは今年、新規モデルの投入に精力的だ。中でも今年1月に登場した新型3シリーズはBMWの主力車種とあって、その勢いは止まらない。
先行した「328i」に続き、4月に中核モデルとなる2リッター 直4 ツインパワー・ターボ・エンジン搭載の「320i」を追加。7月には3リッター直6 ツインパワー・ターボ・エンジン+電気モーターを搭載するハイブリッドモデル「ActiveHybrid3」を投入した。
さらに8月には2リッター直4 BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載する「320d BluePerformance(ブルー・パフォーマンス)」、そして320iセダンに4輪駆動モデルの「320i xDrive」も登場し、9月には320dと328iの各ツーリング(ステーションワゴン)モデルが矢継ぎ早に発表となったのだ。
セダンから始まった新型3シリーズの日本デビューは、その年のうちにツーリングモデルが加わり、さらに2種類のガソリンエンジンとハイブリッド、クリーンディーゼルと、同クラスのライバル車では見られない多彩なパワートレインを持つことになった。
様々なライフスタイルに合わせセダン・ワゴン・4WDを選べるのは当然のこと、環境意識が高い方たちにとっても、自身のライフスタイルに最も適したパワートレイン選択が出来る点が何より魅力的。
オートックワンでは既にActiveHybrid 3の試乗レポートをお届けしているが、今回は引き続き、話題のクリーンディーゼルモデル「320d BluePerformance」と、最新追加モデルの3シリーズ ツーリングについて、その印象をご紹介しよう。
BMWらしさを感じるディーゼルのハイパフォーマンスぶり
いきなり結論めいてしまうが、BMW 320d BluePerformance、なかなかどうして魅力的な選択肢となるモデルだな、と思う。
前述のとおり、搭載エンジンは2リッター直4 ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載し、トランスミッションは8速ATが組み合わされている。JC08モード燃費は、3シリーズ中最優秀となる19.4km/L。それどころか、日本国内で売られるクリーンディーゼル車の中でもTOPの燃費だというから凄い。
ディーゼルエンジンの魅力は、なんと言っても低~中回転域のトルクの頼もしさ。しかも320dに採用されている可変ジオメトリー・ターボチャージャーは、エンジン回転に応じて最適に過給圧を制御してくれるため、2リッターであっても厚みのある加速感を多くのシーンで実感できた。
アクセルを踏み込んだ際のレスポンスも良く、思わずターボチャージャーの存在を忘れるほど加速フィールも自然だった。活き活きとしたドライブフィールは、ディーゼルでもやはり「BMWらしい」と言える。
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