アウディ S6 海外試乗レポート(2/3)
- 筆者: 河村 康彦
- カメラマン:アウディ・ジャパン
“走りのモデル”には留まらないアウディ車らしい質感
“盆地”型の地形をしたシュツットガルトの中心にあるホテルを後にバスで丘陵を登る事20分ほど。前日に到着をしたシュツットガルトの空港の、その構内にある駐車場の一角を借り切ったスペースが今回の国際試乗会の出発点だ。そこに整然と並べられたS6のテストカーはセダンがシルバーのメタリック、アバントが鮮やかなブルーという2色で統一。両色は新型S6のテーマカラーでもあるようで、現地でパブリシティ向けに配布されたすべての資料の写真にもこの2色に彩られたモデルが用いられていた。
新型S6のボディ3サイズはセダンが4916×1864×1449mm、アバントが4933×1864×1453mm。数字上でA6と比較をすると全幅と全高の値がそれぞれわずかずつ小さい計算になるが、これは「(ファットなシューズを収めるために)フロントフェンダーに14mmのフレアが与えられ、ややローダウンされた脚を備える」という事で説明が付く。
もっとも、エクステリア・デザインそのもののA6からの変更代は決して大きなものではない。
例の“シングルフレーム・グリル”は新たにアルミニウム調の縦ラインが加えられてやや華やかさを増した程度だし、その下に新設となった横長のインテークやさらに最下端に加えられたリップスポイラーも「言われて初めて気が付く程度」といった存在。フォグライトはヘッドライトと一体化され、そのカバーはティンテッド・グレーでペイント……といったポイントについては、A6のユーザーでさえうっかりすると見過ごしてしまうかも知れない。
とは言え、実はそんな新しいS6もフロントビューでは既存のA6シリーズとひと目で識別が可能だ。「日本導入モデルはポジションランプとしての機能が与えられる予定」というものの、新型S6のフロントバンパーにはビルトイン式のDRL(デイタイム・ランニング・ランプ)が標準装備。「片バンクに5気筒を有するエンジンをシンボライズした」という意味も含んだ左右に5灯ずつのLEDで構成されるこのランプが、遠目にもS6なりの個性をアピールしてくれるからだ。
インテリア・デザインに関しても同様で“これみよがし”の変更点は見当たらない。スピードとタコメーター間のディスプレイにデジタル・スピードメーターの表示機能が加えられたり、ダッシュボード中央に装備される7インチのカラーモニターの初期画面がS6専用のデザインに変更されたりと、こちらもちょっと“マニアック”な内容。もちろん、各部の質感の高さはアウディ車で定評のもの。アルカンタラとレザーのコンビネーション生地が標準となるシートはフロントに多機能調節が可能なパワー式を採用と、このクルマが狙ったキャラクターが単なる“走りのモデル”には留まっていない事がうかがえる。
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