アウディ 新型A3スポーツバック 新型車速報
- 筆者:
新型A3スポーツバックは3Gでネット接続&Google連携が可能に!
アウディ ジャパンは、新型A3スポーツバックを9月17日(火)より販売開始すると発表した。
新型A3スポーツバックは3代目モデルで、日本では先代より実に9年ぶりの新型車投入となる。A3は、17年前の初代から数えて300万台を販売しており、同社の看板モデルであるA4と合わせてアウディの主力車種の一つだ。
新型A3スポーツバックの特徴は1,320kgという車重で、先代と比べて60kgもの軽量化が図られている。
これは、先般フォルクスワーゲンで発売された新型ゴルフ7に使用されている「MQB(モジュラー・トランスバース・マトリックス)」と呼ばれる新プラットフォームがA3スポーツバックにも採用されている為で、この軽さが燃費や走りの質の向上に寄与している。
また、新型A3スポーツバックでは「cylinder on demand(シリンダー オン デマンド)」というグレードが新たに追加された。
新グレード「1.4 TFSI cylinder on demand」では気筒休止システムを搭載しており、通常の走行では4つのエンジンシリンダーを動かしているが、渋滞などではそのうちの2つの気筒を休止させることができる。これにより、カタログ値のJC08モード燃費では「20.0km/L」という値を実現している。
そして、新型A3スポーツバックにおいて最大の特徴となるのが、Wi-Fi機能を搭載してナビ画面へGoogleストリートビューなどの表示が可能となった、新開発の「Audi connect」。
これは、同社のMMIナビゲーションシステムの拡張機能として搭載されるもので、3Gの専用モジュールにより走行中にもインターネット接続が可能となっている。
MMIナビゲーション上には、お馴染みのGoogleEarthやGoogleストリートビューを表示させることが出来、ナビゲーションをさらに便利に使うことが出来るほか、インターネット上のニュースや天気予報、最新の値段のガソリンスタンドなど、リアルタイム性が重要となる情報も「Audi connect」により入手することが出来る。
9月3日に開かれた新型A3スポーツバックの発表会場には、特別ゲストとして木村佳乃(東山佳乃)さんが登場した。
2010年10月に少年隊の東山紀之さんと結婚され、現在は2人のお子様の育児に忙しい木村さんは「クルマは大好きなんです」とのこと。木村さんへ、「A3スポーツバックでドライブへ行くとしたら、どちらへ行きたいですか?」という質問には、「私、運転が大好きなので、もうA3スポーツバックなら家族を連れてどこへでも、どんな遠くにでも行きたいです!」と答えた。
そんな木村さん、Audi connectの実演前には既に「私さっきも触ったんですけど、これ凄いんです!GoogleEarthが出てくるんですよ!」と興奮。Googleストリートビューなどの実演時にも「これなら絶対に迷わないですよね!」「まさにこういう時代が来たのかと、検索や音声認識も正確で速いですし、ほんとに凄いですね!」とベタ褒めであった。
グレードは、1.4リッターモデルの「A3 Sportback 1.4 TFSI」「A3 Sportback 1.4 TFSI cylinder on demand」、1.8リッターに4WDのquattroを搭載した「A3 Sportback 1.8 TFSI quattro」、さらに2リッターの「S3 Sportback」の4グレード。
上記のうち、「A3 Sportback 1.4 TFSI」「A3 Sportback 1.8 TFSI quattro」は9月17日の発売となるが、「A3 Sportback 1.4 TFSI cylinder on demand」「S3 Sportback」については11月の発売が予定されている。
新型A3スポーツバック グレード・価格
A3 Sportback 1.4 TFSI/直4インタークーラー付ターボ 1.4L DOHC/FF/右/7速Sトロニック/エコカー減税[100%]/3,080,000円
A3 Sportback 1.4 TFSI cylinder on demand/直4インタークーラー付ターボ 1.4L DOHC/FF/右/7速Sトロニック/エコカー減税[100%]/3,470,000円
A3 Sportback 1.8 TFSI quattro/直4インタークーラー付ターボ 1.8L DOHC/quattro/右/6速Sトロニック/3,930,000円
S3 Sportback/直4インタークーラー付ターボ 2.0L DOHC/quattro/右/6速Sトロニック/5,440,000円
この記事にコメントする