【フォグランプ】霧でもないのにリアフォグを付けているクルマは取り締まられないの？

【フォグランプ】霧でもないのにリアフォグを付けているクルマは取り締まられないの？

霧でもないのに、フォグランプを点けて走っているクルマがよくいます。特にリヤフォグランプは、眩しくて頭にきます。あれって取り締まりの対象にはならないのでしょうか。

その疑問、私「MJブロンディ」がお答えいたします！

実は、フォグランプ点灯に関する罰則はないんだ。だから、あくまでマナーの問題なんだよね。

もちろん、フォグランプを点けるのは、基本的に豪雨や霧の時だけ。それ以外は、周囲が眩しい思いをするし、危険でもあるので、極力控えたい。

特にリヤフォグランプは、ブレーキランプと混同されて追突の危険性も高まる（若干だけど）。

晴れているのにリヤフォグを点けて走っていると、周囲のドライバーから「何考えてんだぁ！？」「リヤフォグを自慢したいのかよ、ケッ」「バッカじゃねーの」などなど、10秒に1回は心の中で罵られている、って思ってくれ。

50代を過ぎたドライバーは、徐々に目の水晶体に濁りが出てきて、特にまぶしい“目潰し光線”に感じる。もし、意図的に点けている人がいたら、是非やめてほしい。

フォグを点けっぱなしにするドライバーの中には、スイッチがどこにあるのか知らず、というかフォグの意味も知らないままに、いつのまにかスイッチが入ったままになってしまっているケースも少なくない。これは、気付くまでどうにもならないわけだけど、たまには点灯状態の愛車を確認するようにしたいもんだ。

クルマを降りる前に、ライト類はすべて消しているのが普通だけど、だからこそたまには、ランプ切れの確認も兼ねて、外から眺めよう。

逆に、豪雨や霧でも、「昼間だから」という理由からか、フォグランプどころか、まったく無点灯のまま走っているドライバーもけっこういるんだよね。これは、点け過ぎよりもさらに危ない。

ライト類は、自分が見えるようにするためだけじゃなく、相手から見てもらうためのものでもあることを知って欲しい。

MJブロンディの「ひとりごと」

フォグランプは下向きライトの絵が、リヤフォグランプはフォグと反対向きの水平向きのランプの絵が、スイッチに描かれているのが通例だ。

もし、何のライトだかわからないスイッチがあったら、ONにして、降りて外から眺めてみてください。新しい愛車の風景が待っているはずです。