“負け嫌い”のトヨタよ、来年こそ雪辱を!今年のル・マン24時間レースを振り返る(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:トヨタ自動車/ポルシェジャパン/アウディジャパン
燃費はトヨタ、速さはポルシェ?
アタマが冷えたので、客観的に今年のル・マンを振り返ってみたい。
まずアウディ。今年は全く新しい意欲的なデザインの車両を走らせている。ル・マンではポルシェとトヨタに対し、速さでも燃費でも追いつけなかった。やはりル・マンで勝とうとすれば、速さか燃費でライバルを凌げてないと厳しい。遅い上、給油も1ラップ短かった。
序盤に出たトラブルは運である。ル・マンを見ていると、1チーム一台くらいメカニカルトラブルは出る。序盤に出ることもあれば、中盤のこともあれば、終盤のこともある。だからこそル・マンは3台走らせるのがセオリー。
ちなみに今回、ポルシェもトラブルが出て1台遅れたし、そういった意味からすればトヨタだって同じ。残る1台で勝負です。
ポルシェは速さという点でトヨタと互角か、少し勝っていたように思う。ただ燃費で若干厳しかった。同じ速さなら燃費良い方が圧倒的に有利。おそらく最初のピットインのタイミングでポルシェは「こらマズイ!」と認識したと思う。
今回のトヨタは凄い!さすがHV命だと感心
私は「こらイケる!」と確信しました。それにしてもトヨタは凄い!さすがハイブリッド命だと感心しきり。
戦略はどうか?
アウディは早々に1台遅れたので、粘るしかなくなった。加えて速さ不足で燃費も悪く打つ手無し。上位陣が潰れるのを待つのみ。今までの日本車の戦い方でしたね。おそらくアウディを応援していた人達は、トヨタとポルシェの勝負がうらやましかったことだろう。今までずっとそうだったからよ~くわかります。
ポルシェは1号車をハイペースで走らせ、2号車は若干抑えて走る作戦だったと思う。これまた1号車にトラブル出てしまったため、2号車がトヨタと戦うことに。1号車が遅れてからの2号車の戦いは素晴らしかった。ただポルシェとしちゃ「厳しい!」。最後まで粘るしかなかったことだろう。
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