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自動車評論家コラム 2010/11/24 13:18

次期本命の「エコカー」はこれだ!/河村康彦(2/2)

次期本命の「エコカー」はこれだ!/河村康彦

ズバリ「エコカー」の本命は!

プリウスPHV ロゴ

というわけで、それではこの先しばらくの”エコカー”の本命は、一体どんな動力源を備えたものになるのか、となれば・・・。

個人的にはズバリ、それは「(レンジエクステンダー付EVを含めた)プラグインハイブリッド車」であろうと思う。

多くの人が日常の生活の中で使う10~20km程度までの距離の走行は、完全なEVとしてエンジン始動を伴う事なく使え、それ以上の距離の走行が必要となる”非日常”のシーンでは、補助的にエンジンを始動しそれが駆動する発電機が起こした電力をメインに走行を続ける。

網の目のような充電インフラに頼る事なく、しかし日常シーンの多くをEVとして今すぐに使えるエコカーとしては、恐らくこれこそが最適の”現実解”だろう。

結局のところ、EVとエンジン車という双方の要素を搭載しなければならないというジレンマからは逃れられないものの、しかしこれによってバッテリーの搭載量を大幅に減らす事が出来るとなれば、ピュアEVがいまだ解決出来ない多くの問題から逃れる事が出来る。

シボレー ボルト
アウディ A1 e-tronアウディ A1 e-tron 充電の様子

そして何よりも、これまでテストドライブをした経験のあるこのカテゴリーに属するモデル・・・すなわち、「プリウス PHV」や「シボレー ボルト」、「アウディ A1 e-tron」などが、どれもすこぶる実用的で魅力的な乗り味を感じさせてくれた事が、自分に「この方式こそが本命」という思いを抱かせてくれた大きな要因となっている。

間もなく日産からリーフがローンチされると、さまざまなメディアがまさにその日から”EVの時代”が幕を開けたかのごとく、過熱した報道を行う事が予想をされる。

しかし、そんなEVとはまだまだ「エンジン車の代替」とは足り得ないもの。

これまでのクルマと同感覚で毎日を付き合う事の出来る最新エコカー。それは、この先当分の間は「(レンジエクステンダー付EVを含めた)プラグインハイブリッド車」が市場を牽引して行く事になるはずだ。

筆者: 河村 康彦
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