次期本命の「エコカー」はこれだ!/河村康彦(2/2)
- 筆者: 河村 康彦
ズバリ「エコカー」の本命は!
というわけで、それではこの先しばらくの”エコカー”の本命は、一体どんな動力源を備えたものになるのか、となれば・・・。
個人的にはズバリ、それは「(レンジエクステンダー付EVを含めた)プラグインハイブリッド車」であろうと思う。
多くの人が日常の生活の中で使う10~20km程度までの距離の走行は、完全なEVとしてエンジン始動を伴う事なく使え、それ以上の距離の走行が必要となる”非日常”のシーンでは、補助的にエンジンを始動しそれが駆動する発電機が起こした電力をメインに走行を続ける。
網の目のような充電インフラに頼る事なく、しかし日常シーンの多くをEVとして今すぐに使えるエコカーとしては、恐らくこれこそが最適の”現実解”だろう。
結局のところ、EVとエンジン車という双方の要素を搭載しなければならないというジレンマからは逃れられないものの、しかしこれによってバッテリーの搭載量を大幅に減らす事が出来るとなれば、ピュアEVがいまだ解決出来ない多くの問題から逃れる事が出来る。
そして何よりも、これまでテストドライブをした経験のあるこのカテゴリーに属するモデル・・・すなわち、「プリウス PHV」や「シボレー ボルト」、「アウディ A1 e-tron」などが、どれもすこぶる実用的で魅力的な乗り味を感じさせてくれた事が、自分に「この方式こそが本命」という思いを抱かせてくれた大きな要因となっている。
間もなく日産からリーフがローンチされると、さまざまなメディアがまさにその日から”EVの時代”が幕を開けたかのごとく、過熱した報道を行う事が予想をされる。
しかし、そんなEVとはまだまだ「エンジン車の代替」とは足り得ないもの。
これまでのクルマと同感覚で毎日を付き合う事の出来る最新エコカー。それは、この先当分の間は「(レンジエクステンダー付EVを含めた)プラグインハイブリッド車」が市場を牽引して行く事になるはずだ。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。