金子浩久・小沢コージの2009下半期 ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編(1/2)

金子浩久・小沢コージの2009下半期 ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編
金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 小沢コージ 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 金子浩久 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 奥 金子浩久 手前 小沢コージ 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 日産フーガ 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 ダイハツ ミラココア 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 トヨタ マークX 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 スバル エクシーガSTI 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 小沢コージ 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 日産 フェアレディZロードスター 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 ジャーナリスト選定表 金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 左 金子浩久 右 小沢コージ 画像ギャラリーはこちら

自動車幻想が消えたビッグイヤー

金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 小沢コージ

小沢遂に09年も終わってしまいましたね。2010年ですよ。ま、とりあえず去年の下半期を振り返ってみますか!

金子凄い年だったな。ある意味、衝撃の一年だったんじゃないかな。

小沢プリウスに始まり、プリウスに終わった気がしますね。白ナンバーのトヨタ・カローラ、ホンダ・フィットはもちろん、軽自動車のワゴンRまで差し置いて09年年間販売のトップ。朗報というより、もう緊急事態と言ってもいい。

金子“プリウス”というある種の台風というか、ウィルスに席巻された年だと大衆的には記憶されることだろうさ。年表的には。

小沢下半期はその残り香というか、オマケみたいな感じじゃないですか?

金子と言うか、遂に“自動車幻想”が消えた年なんだよ。日本が1945年に終戦し、60年以上続いてきたある種の“夢”が消えた記念すべき年。

小沢テーマが壮大になってきましたね。21世紀は“物作りの世紀”と言われましたけど、それが終焉したんだと。

金子東京モーターショーの日本カーオブザイヤー30周年展示に良く現れてたけどさ。何が良かったって初代ソアラとか、初代FFファミリアとかでしょ。「ああ、夢が詰まってたな」って思わなかった?

小沢思いましたねぇ。当時は「イイ物を買うとイイ生活も付いてくる」という夢というか幻想がありました。実際俺、その後シティ・カブリオレ買っちゃったくらい(笑)

金子良くも悪くもそれが終わったんだよ。そもそも90年代はいくら個々のクルマ性能は上がっても、ある種の有り難みっていうか、思い入れは落ちてた年じゃない。

小沢おバカな企画物もすっかりなくなりましたからね。80~90年代まではトヨタ・セラとか、CR-Xデルソルとか、ミニモークとか、明らかに思いつきで出来た!ってクルマが沢山あったのに。

金子マイティボーイとかオートザムAZ-1とか、マツダの5兄弟車もね。

小沢「売りたい!」より「作りたい!」が先行している、いい時代だった。

金子最後は01年のトヨタbBオープンデッキあたりだと思う。それ以降、企画物はほぼなくなったわけよ。でもある意味、正常に戻ったとも言える。再び東京モーターショーだけど外人ジャーナリスト、ほとんどこなくなったじゃない。僕らも他人のことは言えないけど、アレって今までメーカーがアゴ足付けて呼んでたんだよね。でもドイツ『AMS』(アウト・モトウント・シュポルト誌)の副編集長はしっかり来てた。行きたい人は自腹でも行くわけよ。

小沢それに日本人はつくづく“負を喜ぶ国民”ってことも証明されましたよね。良く「今日寝てないんだよ~」とか「全然勉強してね~」ってボヤく人いるじゃないですか。あれと同じで、日本には負の要素を叫び、連鎖を喜ぶ国民性がある。コップに水が半分あったら「半分“しか”ない」って連呼する体質。「半分“も”ある」とは決して言わない(笑)

金子自粛好きで縮み指向。モーターショーは2階建てブースがひとつもなくて、ターンテーブルもほぼないに等しかった。

小沢のりピー&にタイガーウッズにアンチ大排気量車、ある意味、ネガティブキャンペーン、大流行の年でもありました。

金子トヨタF1もね。やめるのはいいけど、残った遺産を売らないのはもったいない。うまくすると勝てたマシンだし、続ければ10年チャンスでしょ。これまた“自粛”に他ならない。

金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 金子浩久金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 奥 金子浩久 手前 小沢コージ金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 トヨタ マークX金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 ダイハツ ミラココア金子浩久・小沢コージの2009下半期ベスト・バイ・カー 総論トーク 国産車編 小沢コージ
1 2 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

検索ワード

小沢 コージ
筆者小沢 コージ

横浜市出身。バラエティ自動車ジャーナリスト。自動車メーカー、「NAVI」編集部員を経てフリーに。現在、雑誌やネットに多数連載。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる