学生カーソムリエによるフォルクスワーゲン アウトシュタット工場見学レポート(1/3)
- 筆者:
学生カーソムリエ特派員 辻本健志(山口大学)
ドイツ語で車を意味するアウト(Auto)と街を意味するシュタット(Stadt)から命名されたアウトシュタットはフォルクスワーゲン(以下、VW)の作ったまさに車のテーマパーク。
納車待ちの車が収まるタワーがあったり、VWグループの各社のパビリオンがあったり、子供向け体験コーナーがあったり、美味しいレストランがあったり、高級ホテルがあったりと、まさに車の総合娯楽施設。といいますか、このような車の施設にファミリーこぞって遊びにくるというのもやはり「ドイツならではの車文化なんだな~」と思いました。車が単なる移動手段ではなく、ライフスタイルの一部であり、娯楽の一部であるということを実感させられました。
ハラハラドキドキの悪路試乗
こんな車好きにはたまらないアウトシュタットですが、「トゥアレグ」に乗って悪路を運転するという体験走行ができました。
体験コースは、1周約10分のコース。このコースには、川や岩肌、階段、急勾配、そして吊り橋など車を“いじめる”ものが多数用意されてます。
人生初、左側にある運転席に乗り込み、コースの難しさと車の大きさに戸惑いながらも出発します。ディーゼルターボの太いトルクのおかげで、あまりアクセルを踏み込むことなくグイグイ坂道を登っていきます。
坂の頂上では下り部分が全く見えないですが、アラウンドビューカメラのおかげで車からすべての方向の映像がモニターに映し出され、恐怖感なく正確に坂を下ることができます。
ちょっと“やばめ”の坂道は、前後のディファレンシャルギヤをロックすることでクリア。サスペンションは端から端までストロークさせられ、ボディはねじれ、車にとっては相当つらかったと思いますが、SUVが本領を発揮するその瞬間を体験できます。ハラハラドキドキ、そして無事走り終えて帰ってきたときの達成感は本当にたまりません。
その後は、日本未発売でラダーフレームにリーフスプリングを組み合わせたピックアップ「アマロック」にも乗ることができました。ちなみに、この体験走行は日本の免許があれば誰でも乗れます(アマロックはMT免許が必要)。
非日常的な体験の中に電子技術がこのような悪条件においてどれだけ役に立つかを知ることができました。凄く楽しかったです!
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