横浜ゴム 「ADVAN Sport V105」海外試乗レポート/河口まなぶ(1/2)
- 筆者: 河口 まなぶ
グローバル・フラッグシップブランド「ADVAN」の最新モデル
現在では横浜ゴムのグローバルブランドへと成長した「ADVAN (アドバン)」。
中でもアドバンスポーツは同社のフラッグシップモデルに位置づけられている。そんなアドバンスポーツの最新モデルが「ADVAN Sport V105」。このモデルは今年はじめに開催された東京オートサロン2013において発表された。そしてこれをスペインで開催された国際試乗会にて試してきたので早速報告したい。
グローバルブランドのフラッグシップモデルとあって、世界中からジャーナリストが招かれて開催された今回の試乗会は、スペインのロンダという街の近くにある「アスカリ・レースリゾート」が舞台となった。
ここはプライベートサーキットであるにも関わらず、コース全長は5.5kmと富士スピードウェイよりも長く、各コーナーは世界中の名コースを模したといわれる難コースである。ここで最新モデル「V105」を徹底的に試すことができたわけだ。
厳しい条件をクリアし、名だたるブランドに標準装着されている
アドバンがグローバル展開を始めたのは、2007年のこと。「Not for All」という挑戦的なキャッチコピーとともに世界に打って出た経緯がある。
その後アドバンスポーツは欧州の名だたるブランドに純正採用されてきた。アストンマーチンを始め、ポルシェやアウディ、そして最近ではメルセデス・ベンツへの装着が高まっている。標準装着と言葉にするのは簡単だが、実はこれ決して容易なことではない。採用までの道のりは険しいものとなっている。
自動車メーカーはそれぞれに独自の基準をもってタイヤ選択をするのだが、その基準をクリアするための条件はとても厳しい。
グリップに始まり静粛性や乗り心地など、あらゆる面で高い性能が要求されるのは当たり前の話。それを備えた上で最近では低転がり抵抗性能も求められているし、ハイパフォーマンスカーの性能をも受け止める必要性もある…といった具合で、標準装着されているという事実の裏側には、いかに厳しい条件をクリアしてきたかという証明があるのだ。
既に前モデルの「ADVAN Sport V103」からそうした経緯を持っているアドバンスポーツだが、今回の「V105」はその後継。当然ながらさらに高い性能が求められたことは間違いない。
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