日産、電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」を日本初公開
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最高時速300km/h超のEVレーシングカー「Nissan ZEOD RC」が日本初披露!
日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは、電力駆動のレーシングカー「Nissan ZEOD RC(Zero Emission On Demand Racing Car、ズィーオッドアールシー)を2013年10月17日に日本で初めて公開した。
Nissan ZEOD RCは、ル・マン24時間レースが開催される8.5マイルのサーキット1周を電力だけで走行することが出来る初のマシン。
Nissan ZEOD RCの最高速度は時速300km以上に達する。また、電力以外に小型軽量ターボエンジンも搭載されており、ドライバーは電力とエンジンの駆動を切り換えることが可能だ。さらに、ブレーキ回生によりバッテリーに充電することも出来る。
Nissan ZEOD RCは、来年のル・マン24時間への参戦が予定されている。日産では、同車のLMP1(ルマンプロトタイプ1)クラス参戦を計画しており、新しい電気自動車技術を開発するためのテスト車両として「Nissan ZEOD RC」を活用するとしている。
なお、2013年10月18日(金)~20日(日)に富士スピードウェイで開催される「FIA世界耐久選手権(WEC)富士6時間耐久レース」において、このNissan ZEOD RCのデモンストレーション走行が披露される予定だ。
ドライバーはミハエル・クルム選手が担当。
クルム選手は、2012年のニッサン・デルタウィングをドライブしたひとりで、今年のル・マン24時間では、LMP2クラスにおいて3位でフィニッシュしている。
クルム選手は、「富士でNissan ZEOD RCをドライブすることを、本当に楽しみにしています。日本のファンの皆さんに、Nissan ZEOD RCの初公式走行を見ていただくことができるのは、とても素晴らしいことだと思います。約1.6kmもあるメインストレートを誇る富士スピードウェイを電力駆動で走るということは、とても貴重な経験になるでしょうね。
富士スピードウェイは、これまでにも様々な歴史を生みだしてきたコースです。モータースポーツの歴史を変えうるZEOD RCが初めて公式走行を行うコースとしては、絶好の舞台だと思います」と語った。
日産では、これまでにリーフを世界で8万台以上販売しており、量産電気自動車におけるグローバルリーダーとしての地位を築いているとし、この「Nissan ZEOD RC」は電気自動車でレース界をリードしていくための第一歩となると述べている。
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