三菱が新型MIVECエンジン+アイドリングストップ「オートストップ&ゴー(AS&G)」を発表
従来型に比べ、約12%の燃費向上を実現
三菱自動車は、新型MIVEC採用の1.8リッター「4J10」型ガソリンエンジンと、アイドリングストップ機構「オートストップ&ゴー(AS&G)」を開発し、10月20日より『RVR』に、10月27日より『ギャラン フォルティス』『ギャラン フォルティススポーツバック』の3車種にそれぞれ搭載する。それぞれ約12%燃費が向上し、エコカー減税75%に適合させた。
新型MIVEC「4J10」型は、1.8リッターSOHC 16バルブの4気筒エンジン。従来型(4B10型エンジン)で採用していた複雑な連続可変リフトの構造ではDOHC化が必須条件だったが、シンプルな構造の可変動弁機構(連続可変バルブタイミング機構「MIVEC」)を新開発したことで、軽量・小型なSOHCエンジンとの組み合わせが可能となった。最高出力は139ps(102kW)/6000rpm、最大トルクは17.5kgf-m(172N・m)/4200rpmで、従来型とは同等の性能を保っている点にも注目したい。
またこれと組み合わされるアイドリングストップ機構「オートストップ&ゴー(AS&G)」は、信号待ちなどで自動的にエンジンを停止させ燃料の消費を抑える機能。既に欧州向けのRVR(欧州名「ASX」)やギャラン フォルティス(欧州名「ランサー」)のMT車には搭載されていた。
今回は新たにCVT車向けとして開発。エンジンとCVT、横滑り防止装置ASC(アクティブスタビリティコントロール)、エアコンなどを制御するシステムに、オートストップ&ゴー制御用のコントロールユニットを追加し、車両を統合制御する。エンジン停止時の坂道でのずり下がりも防ぐ「ヒルスタートアシスト」機構も加えた。あわせて12Vバッテリーの強化や、オーディオの音切れやカーナビのリセットを防ぐDC-DCコンバーターも採用している。
新MIVEC「4J10」型エンジンとオートストップ&ゴー(AS&G)の組み合わせにより、10・15モード燃費は従来型に対し約12%向上の17.0km/L(FFモデル:4WDモデルは同じく約12%向上の16.8km/L)をマーク。これにより平成22年度燃費基準+25%を達成し、エコカー減税75%に適合する。なおJC08モード燃費で比較しても約13~15%の燃費向上を達成し、2WD車では全車が、4WD車でも一部モデルで平成27年度燃費基準を達成している。
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