日産と三菱、国内OEM供給の更なる拡大に合意

フーガとミニキャブMiEVをそれぞれOEM供給

日産と三菱は9月22日、日本におけるOEM相互供給の拡大について合意した。

今回の合意では、新たに2車種のOEM供給について明らかにされた。まず日産からは、高級セダン「フーガ」を2012年夏より供給する。また三菱からは、軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の供給を2012年度中の供給実現に向け、検討を開始する。

日産と三菱では、既に2010年12月に事業協力関係の拡大について合意したが、今回のOEMプロジェクトもその一環として協議を重ねてきたものだ。既に供給契約を締結済みの「日産 NV200バネット」の三菱への供給(2011年10月より供給予定)に続くもので、2011年6月に設立された日産と三菱による軽自動車の合弁会社「株式会社NMKV」とともに、日産と三菱の日本国内における競争力強化へとつなげたいと両者では目論む。