BMW、iベンチャーズ社の社長にエドワード・ロビンソンが就任
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BMWは、最大1億ドルを投資して設立したベンチャー投資会社「BMW i(アイ)ベンチャーズ社」に、BMWグループ勤続32年のエドワード・ロビンソンを同社社長に任命すると発表した。
ロビンソン新社長は、米国BMWファイナンシャル・サービス社の社長兼CEOとの兼任となる。
同社はさらに、米ニューヨーク市にインキュベーター施設を設立する計画を発表。また今後の投資決定の際の諮問機関として、専門監査役会を設けたことも明らかにした。
BMW iベンチャーズの新社長に就任するロビンソンは、
「都市人口の世界的増大傾向に対応すべく、私たちはモビリティの自由をさらに拡大する技術の開発と強化を目指します。ニューヨーク市を本拠地としたのは、同市がデジタル・メディアおよびデジタル技術の中核であると同時に、この産業を発展させる取り組みが今までの実績によって証明されているからです。」
と述べた。
本年2月に設立されたBMW iベンチャーズは、世界各国における人口過密エリアである巨大都市圏の個人モビリティの自由を拡大すべく、移動中の外部との接続や地域性に配慮したサービス提供を主な事業とする。
また、プレミアム・モビリティ・サービスに重点的に取り組み、自動車とは直接的には関係しないサービスもカバーするという。