スバル、全モデルが米国IIHSの2011年安全評価で最高の「トップセイフティピック」を獲得
富士重工業の米国販売会社「スバル オブ アメリカ インク」は、北米地区で現在販売しているスバルの全モデルが、IIHS(米国保険業界の非営利団体)が行う最新の2011年の安全性評価において、最高評価の「トップセイフティピック」を獲得したと発表した。
また、スバルは昨年に続き、モデルラインナップ全車(レガシィ/アウトバック/フォレスター/トライベッカ/インプレッサ)が「トップセイフティピック」を獲得した唯一のメーカーと評価された。
IIHSは4段階評価で自動車の安全情報を消費者へ提供している。昨年の2010年評価から、新たにロールオーバー(車両転覆)時の安全評価として、ルーフ強度が「トップセイフティピック」獲得の条件として追加された。
これにより「トップセイフティピック」を得るために、従来の、時速40マイル(約64キロメートル)の前面オフセット衝突、時速31マイル(約50キロメートル)の側面衝突と鞭打ち試験に加え、このルーフ強度を含めた全ての試験で最高の「Good」評価を獲得し、かつ横滑り防止装置(VDC)が装備されていることが必要となった。
本発表を受け、スバル オブ アメリカのトーマスドール上級副社長兼COOは「スバルのお客様は安全性を非常に重要視していて、昨年に続き今回も、全モデルが最高の評価を受けた唯一のメーカーとしてスバルが選ばれたことを大変嬉しく思っている。
これはまさに偉業であり、スバルの商品に通じる高い技術力に対する賛辞だ。このようなIIHSによる評価を通じ、スバルが安全で、耐久性や信頼性がありそして運転して楽しい車づくりをする上で、極めて高い基準をもっているということを、お客様にいっそう理解していただけるものと思います」
とコメントした。