日産 次期型フーガ!?VCターボ搭載のインフィニティ"Qインスピレーション”発表
日産は2018年1月15日、2018年北米自動車ショーにて「Qインスピレーションコンセプト」を世界初公開した。可変圧縮比エンジン VCターボと自動運転技術の搭載と、ヒューマンセントリックなインテリアデザインの採用により、中型セダンセグメントを求めるユーザーに満足してもらえるようなインフィニティならではの豊かなドライビング体験を提案する。
エクステリアの特長
Qインスピレーションコンセプトのエクステリアは、ダイナミックで自信に溢れる明確かつ簡潔なラインを特徴とし、来る先進パワートレインの時代のためのインフィニティの新しいデザインランゲージを表現している。
また、クラシックなセダンのフォームではなく、クーペライクな外観と細長いシルエットにより、このセグメントにおけるデザインビジョンを体現している。
インテリアの特長
Qインスピレーションコンセプトのインテリアでは無駄を削ぎ落とし、クリーンで簡素なデザインによりドライバーと乗客に静けさと快適性をもたらす。
コンパクトな4気筒VCターボエンジンにより、デザインの自由度をより向上させ、広々としたキャビン空間を実現した。
VCターボエンジン
Qインスピレーションコンセプトに搭載されるVCターボエンジンは、ピストンの上死点の位置をシームレスに変化させることで圧縮比を自在に変化させ、最適なパワーと効率を提供し、ターボチャージャー付きガソリンエンジンのパワーと、ディーゼルやハイブリッドエンジンの特徴である高い効率性を両立させる。
中型セダンのコンセプトカー Qインスピレーションは、今後可変圧縮比エンジンVCターボ搭載車の拡大の可能性を示唆している。
また、Qインスピレーションコンセプトに搭載するプロパイロット機能は、渋滞走行や巡航走行といった、ドライバーがストレスを感じる環境で車が運転を支援する。
インフィニティグローバルディビジョン理事のクリスチャン・ムニエ氏は、「プレミアムセダンセグメントは保守的になっていると感じます。インフィニティの『Qインスピレーションコンセプト』はモダンなデザインと新しいテクノロジーを求める若い世代にも魅力的に感じて頂ける車です」と述べた。
日本で2009年に登場したフーガも今モデルがいよいよ10年を迎える。登場タイミングとサイズ感から、次期型フーガを予感させるコンセプトモデルが発表された。
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