王者ニスモが開幕戦を制す!前代未聞の“3連覇”に向けて好発進!【スーパーGT 2016】
蓋を開けてみれば「GT-R」が速かった!
2016 スーパーGTの開幕戦『OKAYAMA GT 300km RACE』決勝レースが、4月10日、岡山国際サーキットで行われ、予選3位からスタートしたシリーズ2連覇中のチャンピオン、No.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が逆転で見事な勝利を挙げた。
GT300クラスではNo.65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥)がチームにとってクラス初勝利を手にした。
松田、単独最多勝となる17勝目!
薄曇りながら雨の心配はないこの日の岡山国際サーキット。気温は20度ととてもすごしやすいレース観戦日和の下、1万9千人の観衆を迎えて2016年の開幕戦の決勝レースがスタートした。
GT500クラスのポールポジションからスタートしたNo.37 KeePer TOM’S RC F(ジェームス・ロシター)が順当にトップをキープし、それにNo.6 WAKO’S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)、No.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲)が続いていく。
逃げるNo.37 KeePer TOM’S RC Fを猛追してきたのは、王者のNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rだった。No.6 WAKO’S 4CR RC Fをパスし、2番手に浮上すると、トップとの差をグイグイと詰める。これもあってか、No.37 KeePer TOM’S RC Fは先にピットインして後半での勝負に出る。
これでトップに立ったNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは首位固めのスパートを掛けてピットイン。しかもNISMOが素早い作業を決めて、2番手に9秒近いリードを作り、松田次生に代わったNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rをコースに戻す。
この後、MOTUL AUTECH GT-Rは独走態勢を築き上げ、最後は2番手に15秒もの大差を付けて2016年初戦で優勝を決めて見せた。3連覇に向け幸先のいい勝利となった。この勝利で松田次生はGT500クラスの単独最多勝となる17勝目を達成している。
一方、2番手争いはレクサスRC Fと日産GT-Rがラスト10周にわたり大バトルを繰り広げた。岡山を得意とするNo.37 KeePer TOM’S RC Fの平川亮が、GT500ルーキーのNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの千代勝正の猛攻をしのぎ切りってゴール。日産GT-Rのワン・ツー・フィニッシュを阻止して2位となった。
GT300クラスでは、予選1位から逃げるNo.25 ViVaC 86MC(土屋武士/松井孝允)をNo.65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥)がレース早々に逆転。このまま独走して、チームと蒲生とっての初優勝を挙げた。また、メルセデス AMG GT3にとってはデビューウインとなった。
リザルト(GT500)
(1)#1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
(2)#37 KeePer TOM’S RC F(ジェームス・ロシター/平川亮)
(3)#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代 勝正)
(4)#6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/A.カルダレッリ)
(5)#12カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信/J.P.デ・オリベイラ)
(6)#38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明)
(7)#39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)
(8)#36 au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ)
(9)#19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛/国本雄資)
(10)#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)
(11)#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/小暮卓史)
(12)#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ)
(13)#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝)
(14)#64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット)
(-)#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮/野尻智紀)
リザルト(GT300)
(1)#65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤 治樹/蒲生 尚弥)
(2)#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口 信輝 片岡 龍也 )
(3)#7 Studie BMW M6(ヨルグ・ミューラー 荒 聖治)
(4)#11 GAINER TANAX AMG GT3(平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム)
(5)#51 JMS LMcorsa 488 GT3(都筑 晶裕 新田 守男)
(6)#25 VivaC 86 MC(土屋 武士 松井 孝允)
(7)#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン 藤井 誠暢)
(8)#0 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート 富田 竜一郎)
(9)#88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸 学 平峰 一貴)
(10)#3 B-MAX NDDP GT-R(星野 一樹 ヤン・マーデンボロー)
(11)#55 ARTA BMW M6 GT3(高木 真一 小林 崇志)
(12)#31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨 宏紀 中山 雄一)
(13)#87 triple a ランボルギーニ GT3(細川 慎弥 佐藤 公哉)
(14)#30 TOYOTA PRIUS apr GT(永井 宏明 佐々木 孝太)
(15)#18 UPGARAGE BANDOH 86(中山 友貴 山田 真之亮)
(16)#108 DIRECTION 108 HURACAN(峰尾 恭輔 ケイ・コッツォリーノ)
(17)#2 シンティアム・アップル・ロータス(高橋 一穂 加藤 寛規)
(18)#50 ODYSSEY SLS(安岡 秀徒 久保 凜太郎)
(19)#22 アールキューズ SLS AMG GT3(和田 久 城内 政樹)
(20)#26 AUDI R8 LMS(密山 祥吾 元嶋 佑弥)
(21)#63 DIRECTION 108 HURACAN(エイドリアン・ザウグ 横溝 直輝)
(22)#33 Excellence Porsche(山野 直也 ヨルグ・ベルグマイスター)
(23)#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口 卓人 山内 英輝)
(24)#111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT(植田 正幸 鶴田 和弥)
(25)#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(飯田 章 吉本 大樹)
(26)#360 RUNUP Group&DOES GT-R(柴田 優作 田中 篤)
(27)#48 DIJON Racing GT-R(高森 博士 田中 勝輝)
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